このところ週末含め天候不順だった東北地方も5月26日久し振りに好天に恵まれた。午前6時、秋田を出発。国道13号から横手で107号に折れ、山内・道の駅で小休憩。続く錦秋湖付近ではこの日“錦秋湖マラソン”で午前8時前に関わらず思わぬ人出あり、びっくり。幸いまだ交通渋滞なく、JR北上線・岩沢駅付近から登山口に向かう。去年、となりの和賀仙人岳に行ったが、その登山口に比べ羽山登山口はわかりにくい。標識を確認しながらやっと目印の鳥居ある登山口到着。鳥居を超えてまもなく湧水あり早速冷たい自然水を楽しむ。羽山は和賀三山の一つ。標高約600mで照葉樹林の里山。標高低いが最初からきつい登りで容易ではない。陽射しの当たる部分は気温高く、続く急傾斜で汗びっしょり。しかしブナや楓に覆われる登山道は空気まで緑に染まった感でまさに森林浴そのもの。
4月末に多かった残雪は既に消えて、イワウチワは既に終わっている。期待したシラネアオイはとうとう見つけられず。それでも頂上近く山つつじがそのピンク色を目立たせていた。枯れた木杭が鹿に似た自然の造型をなして眼を引く。第一、第二展望台からの展望はいずれも好天故の春がすみで今ひとつ。登山案内通り、登山口より75分で頂上到着。3角点が2箇所あるが頂上示す木の標識は朽ち果てている。頂上囲む立木の一本に“羽山”の名札有り、そこで記念の1枚。下山は駆け足気味であっと言う間に登山口に付いてしまった。汗ビッショリとなって早速、瀬美温泉まで直行。良い汗を流して帰秋。
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