4/8~4/12 主な診療を振り返って
先週、4/8月曜日に由利組合総合病院消化器内科に転院していた
SS(72歳男)さんが戻ってきた。
右頭頂葉皮質下出血・左片麻痺でリハビリ依頼があり同院脳外科から紹介されたケースだが、急性膵炎に
後腹膜膿瘍を合併したための一時転院であった。炎症は落ち着いたが、この間の治療のため
相当廃用が進んでしまった。
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組写真1:左延髄外側から中脳病変による嚥下障害 |
水曜日、R先生から
KS(70歳女)さんの嚥下機能評価含むリハビリ依頼があった。KSさんは
糖尿病性ニューロパチーによる運動障害で以前に当科で訓練履歴があった。今回は本年2月14日に急に唾液嚥下が困難となり、前医脳外科で精査の結果、
左延髄外側症候群発症によると判明した
(組写真1)。幸い唾液嚥下は少しずつ改善傾向にあり、当院紹介となった。経鼻胃管が挿入されて転院してきたが、それが災いしたのか転院まもなく
肺炎を併発し経鼻胃管抜去、
静脈栄養となった。嚥下障害以外の運動障害は深部感覚低下と異常感覚の影響を認めるが以前の評価と比べて大きな低下はない。肺炎の回復を待って嚥下評価予定とした。
12日金曜日、S先生から
KC(77歳女)さんのリハビリ依頼あり。KCさんは
胸椎レベルの黄色靱帯骨化症があり、本年1月転倒後から歩行が徐々に困難となった。秋大整形外科で手術を受け、当院に紹介となった。
両下肢の痙性麻痺と深部感覚障害あって起立以上の動作が困難だった。
4/13、14の早朝トレッドミル
4/11[木]が病院当直のため、12日金曜日は運動なく体調も今一歩の状態であった。
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組グラフ:4/13[土]・4/14[日]の運動記録 |
4/13[土]の早朝運動はそのため、少し“力(リキ)”を入れて久し振りに、トレッドミル運動は時間63分、距離9kmとなった(組グラフ-上段)。今日
4/14[日]は運動時間50分・距離7km(組グラフ-下段)。
本荘由利広域市町村圏組合立・休日応急診療所
本年4月から表記・
休日応急診療所(組写真2)の担当医となった。当番制で年4~5回廻ってくる。小児が多いのだろうと思って小児診療の薬用量など書かれたハンドブックを少しだけ勉強して出向いたが、使える薬は限られていた。
午前10時から午後4時までの勤務。
患者さんは大人4、子供5の9名。うち、インフルエンザ疑い4名。一人は迅速キットで陽性、ゾフルーザ投与。一人は家族がすべてA型で発症し本人も高熱あるのでインフル間違いなかったが、発症間もないためか迅速キットでは陰性。このほか、感染性胃腸炎疑いで家族二人の患者さんを救急病院紹介。そのほかは、いわゆる風邪症状だった。昼食は診療所隣のスーパーの立派なお弁当だった。
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組写真2:休日応急診療所 |
夕方、桜開花の偵察かねて屋外ウォーキング
本荘公園の桜祭りが始まっている。夕方に、桜開花の状況を見に、
夕方ウォーキングに出た。いつも利用している鶴舞温泉裏側の道路から
本荘公園に抜ける。結構の人出で、桜祭りに合わせ様々出店も並ぶが、肝心な
ここ本荘公園の桜はまだ“つぼみ”状態だった。本荘公園を降りて尾崎小学校~桜小路、カダーレ(市図書館やイベントホールが入っている)方面へ向かう。
カダーレ周辺の桜は日当りが良いせいか
五分咲き程度に開いていた。駅前の踏み切りを渡り、105号線を通って戻ったが、
ウォーキングの時間50分、距離4.45kmだった(組写真3)。
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組写真3:夕方ウォーキングと桜開花状況 |
今日の食事
朝は蒸し野菜・目玉焼き・納豆、煮リンゴ入りヨーグルトと玄米御飯(組写真4-左)。昼は診療所でスーパー“タカヤナギ”の弁当(焼き魚サバ・豚肉・野菜てんぷら、ほか。組写真4-中央)。夜は豚肉と大豆のトマトスープ、豆腐・アボガド・煮リンゴ入りヨーグルト(写真4-右)。
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組写真4:今日の食事、左から朝・昼・夕食 |