2014年2月21日金曜日

[Med-REHA] 2014/03/23[日]、上月正博先生を迎えて地域医療連携第13回集会を開催します

秋田道沿線地域医療連携協議会第13回集会を秋田市内で

秋田道沿線地域医療連携第13回集会

秋田道沿線地域医療連携協議会は、高速秋田道に沿う県南地域二次医療圏3つを含み、主に脳卒中医療で、回復期施設として秋田県立リハ・精神医療センターを利用する医療機関、診療所(開業医)、福祉・介護施設関係者の参加する医療連携協議会です。2009年10月に設立、今年で5年目に入ります。講演とシンポジウムや研修会を行いながら同時に問題ケースの検討を行うなど、広域診療圏に関わらず、高速・秋田道を上手に利用しながら、関係者の“顔の見える関係”を築いて参りました。

冬季交通の便を考慮して、2014/03/23[日]、秋田市第一会館で開催

来る3月23日、日曜日午後2時から表記ご案内にありますように、秋田市第一会館で当連携協議会第13回集会を公開講演会として行います。恒例の研修講演を倉田 晋(リハセン・神経精神科)先生にお願いし、『地域包括医療における精神科的対応』をお話しいただきます。

研修講演に続く特別講演は、上月正博先生にお願いいたしました。東北大学・内部障害学教授の上月先生は、ご承知のように、心臓・腎臓障害、代謝障害など、いわゆる内部障害のリハビリテーションでは、日本第一人者であり、今回は老年症候群の括りで、その対応とリハビリテーションをお話しいただきます。お話は実際の臨床現場で役立つように平易でわかりやすくしていただくようにお願いしております。協議会関係各位はじめ、秋田市内の医療・介護・福祉関係者多数の参加をお待ちしております。なお参加は無料、駐車スペースは限られますのでご注意ください。

[Med-REHA] 若年性脳卒中患者調査

某大学疫学調査に協力して

センターには、方々から様々な調査協力依頼が舞い込んでくる。特に最近は、人口高齢化やその対応が必要となる社会的ニーズを反映した調査が多い。国や大学、各種研究機関などの調査、あるいは社会医学系大学院学生の研究論文作成協力などの調査である。センター業務や従事職員数、医療や病院運営概要など、センターが通常把握している数値そのものであれば回答も容易である。しかし多くの依頼調査は担当事務レベルで回答困難な、臨床成績その他の数値データを求められることがあり、その場合は関係する医療職種が該当データを見返して回答しなければならない。

“若年性脳卒中”患者調査

全脳卒中と若年性脳卒中

この度、某大学研究機関から“若年性脳卒中患者実態調査”に協力を要請する旨の文書が舞い込んだ。日常から臨床データをしっかり整備している病院機能評価認定を受けている施設を対象に調査を依頼したとの事である。過去5年間の脳卒中患者のうち、45歳未満の脳卒中患者を“若年性脳卒中”患者として、その実態を知らせて欲しい旨の依頼内容である。

こういった調査は病歴管理資格者が常勤し、取り扱い患者の主診断名やその他、併発症・合併症・続発症がきっちり記載され、入院患者にあっては医師による退院時サマリーが一定期間内に報告される体制が整っていることが必要条件となる。“病院機能評価認定施設はこういった条件を満たしているはず”との調査依頼機関の認識であり、該当する当センターとしては答えざるを得ないと判断した。

当センターの病歴管理は如何?

今回の調査にあまり労することなく答えるためには、

  1. 入院患者カルテ情報がいつでも参照可能な形で悉皆管理されている
  2. 診断名がICDコードと対照して入力されている
  3. 臨床情報データベース(DB)が構築され、基本情報(氏名、性別、生年月日・入退院日とその時点での年齢・性別・住所など)と診断・治療内容に関わる臨床情報・転帰が項目として正しく入力されている
  4. データベースは、医療スタッフなどが容易に基本情報、臨床情報などの各項目でデータ抽出できるユーザーフレンドリーなDB構造となっている

などの条件が満たされている必要がある。しかし実態は残念ながらそうはなっていない。こういった管理が出来るためには相当のヒト・カネ・時間をかけねばならず、推進役の医師が業務荷重となっている現実では研究部門を併設する臨床センターでもない限り困難だろう。当センターでは、1、2、については対応しているが、3、4についてはオーダリングシステムの付録のようなDBがあるのみ。このDBから医師やリハスタッフが臨床データ分析目的に、特定の疾患や障害のケースをリスト・アップするのはほとんど不可能なのが実態だ。

DBを寄せ集めて該当リスト作成、依頼データを何とかまとめた

前置きが長くなった。使いにくいがオーダリング付属のDBを基本にリスト作成を試みた。不足項目データは、別にある手作りの入院予約システムからそのデータを突き合わせて必要な該当リストを作成した。“若年性脳卒中”患者調査の結果はこのリストから分析・作成したものである(上のグラフ・表参照)。

  1. 2009/06~2013/03(3.5年)の脳卒中延べ入院733名を分析した。45歳以下の初回入院脳卒中患者は24名(3.3%) ※5年逆上れなかったのは、オーダリング・システムが更新時適切に引き継がれなかったことに依る影響である。
  2. 全脳卒中患者平均年齢は、68.2±11歳、若年性脳卒中患者平均年齢は、39.1歳、なお男女比に全脳卒中と若年性で特徴的差異はない。
  3. 病型別では、脳梗塞でアテローム血栓性が全体でも若年性でも最も多い。脳出血では全脳卒中で視床出血が被殻出血に次いで相当数(54例)を占めるのに対し、若年性は被殻出血6例で視床限局型出血はなかった。その他脳卒中の“もやもや病”はすべて若年性例であった。
  4. 若年性リストには他院で急性期リハビリを行い、反復促通やCI療法など、上肢能力の更なる改善を目的に入院した3例が含まれている。
  5. 転帰を若年性脳卒中で見ると、脳底動脈閉塞1例を除いて良好であり、日常生活活動(ADL)自立(バーセルスコア:100点)は、17/24(71%)例。杖と装具使用を含む歩行は1例除く23例で可能であった。
  6. 若年性脳卒中患者退院先は自宅退院21例、残る3例は更生訓練センター入所であった。
  7. 結論として、“若年性脳卒中”とは言え、その年齢は17歳の1例を除いて平均約40歳、全脳卒中と比較して特に脳梗塞では病型差はみられなかった。また予想していた以上に機能予後は良好だった。

2014年2月20日木曜日

[IS-REC] 勉強になりました・・・日体協SportsDR研修会・応用科目IIIを受講して

関東地方の記録的大雪で交通機関は乱れたが・・・

スポーツDR講習1402先週末、関東地方は記録的大雪。日体協スポーツDr.講習会最後の応用科目IIIは、まさにこの大雪が社会生活に大きく影響して交通機関も乱れに乱れた、2/15~2/16、神田お茶の水のベルサール神田を会場に行われた。列車遅延で開始時間に間に合わなかったが、何とか全科目の履修を終える事ができた。

応用科目IIIの講習項目

各1時間の短い時間だが、いつもながら内容濃い9コマの講義を二日間に渡って聴講した。以下が今回の講習項目である。

  1. 持久性トレーニング
  2. アスリートの体力評価
  3. 腎・肝・消化器疾患とスポーツ
  4. スポーツと歯科
  5. スポーツ外傷・障害最新情報(4)・・膝
  6. アスレティク・リハビリテーション
  7. スポーツとアレルギー疾患
  8. テーピング・ブレース
  9. スポーツ外傷・障害最新情報(5)・・下腿・足関節・足部

持久性トレーニングはオーバートレーニングに注意

最初の講義は、アスリートやスポーツマンの持久性トレーニング法について。 トレーニングをどうデザインするか、リハビリで運動処方をするのとその基本は同じ。考え方の基礎として運動時エネルギー供給の仕組みについてまとめられ、その評価、モニター法、そして高地トレーニングでの順化をどう把握するか、などが整理された。持久性を評価した上で運動パフォーマンスを挙げるトレーニングをどうデザインするか、トレーニング中に運動強度や疲労度、順化程度をどうモニターするか、など具体的でとても勉強となった。ただし、こういったアスリート向けのメニューでも、“オーバートレーニングには医師の立場から十分注意が必要”というのがまとめの言葉である。

ソチ冬季オりンピックが開催されている時期ゆえに

ソチ冬季オリンピックが開催中であることから、オリンピックや参加選手にまつわるさまざまなエピソードが講義内容と関わって話された。2010年のバンクーバー冬季大会は、82カ国から2567人の選手が参加し、287件の怪我、185の疾病発症が報告されたというから驚きである。特に外傷は頭部や頸部、膝の外傷。さまざまな商業スポーツやオリンピック選手に怪我はつきものであり、その予防対策が講じられており、その種目に合わせた外傷予防策が考案され成果を挙げている。スポーツ外傷はまた選手生命が斷たれたり、さまざまな後遺症を残すことからも選手教育や予防策徹底が大切。膝の外傷では後に変形制膝関節症となる割合が高いというたくさんの文献報告も紹介された。

「スポーツと歯科」講義から、歯の大切さを再認識

歯には、咀嚼機能・発音機能・審美性があり、さらに全身運動への影響や外傷・障害リスクとも関係している。

ソチ・オリンピック参加選手を含め、一流アスリートの多くは歯列矯正を行っている。 取材を受けてハキハキ答える時の歯の白さと歯並びのよさは、実際テレビなどを通して印象的に我々の心に残っている。講師によると、アスリートの多くは普段から歯列矯正を含む歯科治療を受けるように指導され、試合に臨んでいる。

歯と全身運動機能との関連では瞬発力を要求されるスポーツでとても大切。意識するかどうかに関わらず、瞬発力発揮には、間違いなく歯を食いしばる効果がプラスしている。

スポーツと喘息・アレルギー、疲労骨折、テーピング・リハビリ、などなど

スポーツ人口が増えると、運動に伴うアレルギーが様々問題となってくる。運動誘発喘息、運動前の食事に関係した運動誘発アナフィラキシーなど。また一流アスリートに占める喘息罹患割合は2割以上にも上るという。

女性マラソン・ランナーの疲労骨折の問題。過去にオリンピック代表選手となった面々にも多くの疲労骨折に苦しむエピソードがあった。講義では多数の具体的事例がその経過を追って紹介された。

スポーツに伴う怪我で治療が必要となった時のリハビリの考え方、受傷部位や反復受傷を防ぐテーピングやブレースの使い方など、具体的な講義も参考となった。

講義内容は盛りだくさんで消化不良・・今後は実践が必要

今回の研修も内容盛りだくさんで、とても勉強となった。しかし全部を理解するにはやはり消化不良を起こしてしまった感がある。反復学習と今後のスポーツDr.としての実践・実地体験が必要である。

2014年2月12日水曜日

[Med-REHA] リハビリ入院(2012)をまとめました

2012/04/01~2013/03/31退院315名の疾患群別内訳まとめです

入院患者疾患別2013

APCRP(秋田県立リハビリテーション・精神医療センター)に2012年度入院(2012/04/01~2013/03/31間に退院した対象患者)の疾患群別患者数の内訳をまとめました(上棒グラフ、および円グラフ)。

“疾患群”とは、日本リハビリテーション医学会研修対象施設実態把握のため、便宜的に設けられたリハビリ対象疾患グループです。学会の認定臨床医や専門医取得にはこの疾患群で分類されるすべての疾患を経験する必要があります。しかし各医療施設レベルでも対象世代・疾患の専門分化・高度化が著しい現在、一施設ですべての疾患群を経験するのは不可能です。そこで新しい専門医取得の研修は地域ブロック単位でローテーションを組んで行う方向で現在調整中です。

センターを特徴づける脳卒中リハビリ入院

2012年対象者内訳で最も多いのは疾患群Ⅰ(脳卒中および脳疾患、65%)。中でも開設時から患者さんの多くを占める脳卒中リハビリ入院のケースです。2012年は、脳卒中186名。その内訳は、脳梗塞98、脳出血76、クモ膜下出血10、血管炎2でした(下棒グラフ)。脳卒中以外では頭部外傷や脳腫瘍、蘇生後脳症などが挙がります。

センターの特徴としてパーキンソン病や脊髄小脳変性症など、神経筋疾患(疾患群Ⅴ)も多く、これらのケースでは、運動療法と薬物療法併用での機能改善、障害が進行して嚥下や栄養、呼吸、様々な補助具利用とその調整で入院することが多いようです。

リハ対象の“疾患群”に当てはまらない廃用症候群が年毎に増加

リハビリに限らず研修途上の医師が経験したいと考える疾患や障害は、その典型例。その疾患や障害以外の複雑な背景、合併疾患をもたないケースでしょう。しかしリハビリの現場では、社会の少子高齢化や貧困化をそのまま反映した患者さんがどんどん入院してきます。上棒グラフに示すように脳卒中など、疾患群Ⅰに次いで多いのが、“廃用症候群”です。既存障害の悪化、内科・外科疾患入院後の機能低下などで在宅生活が困難なケース、嚥下障害による栄養障害進行など、さまざまな原因による“廃用症候群”患者が入院してきます。この“廃用症候群”は、年々確実に増加しています。2012年度も55名(17.4%)  が入院しました。

ますます、「ケア・ミックス」が必要

国は社会保障の一体改革を具体化するため、「地域医療・介護確保法案」を上程する準備を進めています。これは識者が指摘するように、もっぱら医療・介護のコスト削減がその目的で、われわれ医療者は十分注意して見守る必要があります。

とは言うものの、過疎や高齢化著しい地域にあって、社会実態に則した医療・介護に関わる人的・物的ソースを有効利用するには、やはり「ケア・ミックス」の視点が欠かせないようです。2012年度のリハビリ入院実績もこのことを示しているようです。

2014年2月5日水曜日

[IS-REC/BOOK] 太田成男著『水素水とサビない身体』(小学館)を読む

文庫本化された、瀬名秀明・太田成男著『ミトコンドリアのちから』 に触発されて・・・

去年の同じ頃、文庫本化された、瀬名秀明・太田成男著『ミトコンドリアのちから』を読んだ。『ミトコンドアリのちから』は科学的読み物として、また細胞生物学の基礎を整理する本として大いに面白く、かつ役に立つ一冊であり、既にこのブログでも紹介した。その後に著者の一人、太田が書いた啓蒙書『からだが若くなる技術』は、健康指向の一般の方々へわかりやすくその具体的戦略を述べた好著であり、これも後日ブログで続けて紹介した。著者、太田成男は日本医大・大学院教授で本書に自身で紹介する通り、活性酸素のうち、遺伝子や細胞傷害を来すハイドロキシラジカルを“悪玉”活性酸素として紹介し、またその悪玉活性酸素を選択的に消去する作用が水素にあることを世界に先駆け報告した基礎医学研究者である。

水素を体内に取り入れる様々な手法とサプリ

太田教授の発表後、水素を体内に取り入れる様々な手法が考案された。特に水に水素を溶解した水素水が多くのメーカーから市販されていることは健康サプリに関心を持つ者であれば十分御承知のことと思う。本書は身体にとって格段副作用などなく、身体に良いことづくめで、健康指向サプリにありがちな、“過剰宣伝”、“インチキ”、“ウソ”の類に誤解されかねない水素関連サプリを、改めて著者自ら、その後の研究成果の蓄積を踏まえて一般向けに紹介した本である。

“人間がサビる?”=“老化や生活習慣病の原因とされる活性酸素からの害”

ヒトの日常生活に必要な活動エネルギーは食事を通して供給される栄養と呼吸による酸素供給で賄われる。これら栄養器質と酸素の供給を受け、細胞レベルでエネルギー代謝が進行する。その役割を担う場所と構造の大部分が細胞内ミトコンドリアである。その好気的エネルギー産生は身体活動の需要に応じて効率よくエネルギー通貨であるATPを産生することで達成される。このエネルギーはミトコンドリア膜にある電子伝達系を流れる電子の動きによって電気的エネルギーから変換されて生じる。この仕組みの宿命は、エネルギー産生プロセスで漏れこぼれる電子と酸素分子が不可避的に結合して活性酸素を生じてしまうこと。その発生する活性酸素量は急激な活動エネルギー需要の変化で大きく異なるという。したがって日常生活でも急激な運動や大喰いなど、急な活動エネルギー需要の高まりが多くの活性酸素を産む原因となる。

また臨床医学の分野で虚血(脳血管や冠動脈閉塞による臓器の虚血状態)後の再潅流で起こる脳や心臓の臓器障害は大量の活性酸素発生で説明されている。活性酸素は、炎症細胞などでも産生され、一部は異物の排除やその解毒化にも使われる。したがって活性酸素すべてが老化や疾患の原因となるわけではない。

活性酸素のうち、遺伝子や細胞膜を傷つけ老化や疾病原因となるのは、より酸化力の強いハイドロキシラジカルである。体内の細胞や組織に対して強力な酸化作用により遺伝子や膜の傷害をもたらすので、ハイドロキシラジカルを著者らは“悪玉”活性酸素、と名付け、その作用結果を“人間がサビる”と、わかりやすく表現した。

水素の効用=強力な活性酸素除去作用(ラジカル・スカベンジャー)

水素を体内に取り入れると、その分子は最小分子である故に体内組織の至る所、その水溶、油溶に関わらずよく浸透する。そして何らかの原因で組織に発生している“悪玉活性酸素”ハイドロキシラジカルがあると、これと反応して無毒化する。反応に関わらなかった水素は速やかに呼気から排出される。水素の効用はこの化学的作用で簡単に説明されるので、“悪玉活性酸素”が多く生じていない状態で水素はあまり必要ないだろう。しかし、このストレス社会、肥満や生活習慣病が社会問題となる現代では多くの“悪玉活性酸素”が体内に生じて老化や肥満、生活習慣病の原因となっていることは容易に想像される。こういった現代社会では健康サプリとして水素を大いに活用して欲しいというのが著者の主張だ。

水素水が健康飲料として普及する時

水素水飲用は水素を体に取り込む最も身近な方法。しかし健康飲料として利用するにはまだまだ高価なようだ。とはいうものの、飲んで特に害なく、清涼感あって間違いなく健康に良いとなれば、この日本で水道水に代わりミネラル・ウオーターが普及したように、水素水が普及するのではないか。週刊誌などでも取り上げられ、水素水効用がわずかずつ一般にも知られるようになった。価格も低下してきた。普通の自動販売機に水素水が並ぶ日も近いと思われる。

読み終えて

日常の水素水飲用や水素のバブル浴、治療医学への水素応用がここ数年進んできている。市販される水素水についてはアルミパウチ入りで十分な容存水素量があり、また“還元水”、“○○水素”など、特殊な名称を付けて売り出さない限り過剰宣伝やインチキなどと水素自体に言いがかりを付けられるいわれはない。とはいえ、その効果・効能はやはり使ってみなければわからない。

最後に本書に対しもう少し希望を述べるとすれば、たとえ普及書とはいえ、興味あればさらに詳しく調べられるように引用文献など、巻末最後につけて欲しかった。無論、水素を臨床応用する医学研究会などもあると聞く。そこまでのめり込む者、特に医学関係者であれば、本書程度の普及書には決して手を伸ばさないのではないだろうか?

2014年2月4日火曜日

[IS-REC] 2014年1月、私の運動記録から

新年1月のスタートはまずまず

201401月運動実績

年が改まった。新年はじめの休暇が長かったこともあり1月、私の運動記録は順調にすべり出した。一定負荷の持続運動時間を記録するオムロン”Walking Style” の”しっかり歩数”やその時間も昨年最後の数カ月と比較してだいぶ以前のペースに戻った印象だ。1日平均歩数7204歩、しっかり歩数4252歩はいま一つだが、月間歩行(移動)距離150kmは再び目標圏内となった。

Night fittness通いを週4日、一回10kmのトレッドミルジョギングで月間160kmの目標ハードルは高いが、それが苦とならない生活習慣を身につけたいものだ。なお、この2月は何とか好調スペースが゛維持されている。

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