2013年9月16日月曜日

[IS-REC] 遠野三山・石上山登山も台風影響の雨の中

当初目的の六角牛山はアクセス道路地割れで断念六角牛山登山道アクセス

  遠野三山である早池峰山、六角牛山(ろっこううしやま)・石上山は岩手県遠野盆地の遠野市を囲む三山。早池峰山が花の山でもあり有名。去る8月、早池峰山に登山を計画していたが、集中豪雨直後の影響あり断念。今回はやはり三山の一つで美しい山容を誇る六角牛山(1294m)を登山する予定を立てた。早朝5時、秋田出発。台風18号接近の影響で、“昼近くには雨”の天気予報。雨に当たらず登山できることを願いつつ遠野を目指す。国道283号線から六神石神社の鳥居をみて登山口へのアクセス道路を進む。しかしアクセス道入り口すぐに、“通行止め”の標識あり。特に道路は封鎖されていないため、そのまま進行。ところが写真の通り、路肩は崩れ、道路至る所に地割れが発生。おそるおそるその地割れを避けて車を進めるがどうしても越えがたい難所に遭遇。登山口までまだ相当あるため、ここで潔く六角牛山登山は断念した。

登山口まで舗装された石上山登山に変更

  予定の登山を登山口まで舗装された石上山へ急遽変更。283号線から396号を経て石上山登山口へ。登山口に到着した午前10時30分頃には既に小雨が降り出している。蒸し暑さを感じて雨具は上着のみ。リュックを止め、飲料水と簡易食料を携行して早速登山道を進む。「姥石」を過ぎてまもなく、“石上山登山口”と書かれた二番鳥居をくぐり、背高い整然と植林された杉林道の間を越えて広葉樹の森に入る。  苔むし朽ちて体重をかけると折れてしまいそうな丸太橋をいくつか渡り、“水呑み場”、“馬止め”、を過ぎると道は急に傾斜を増す。雨は昼近いこの頃から序々に本降りとなる。ナラ・ブナ・カエデ・コシアブラと山道脇の木々に名前が施され道は整備されており、雨でなければ登山ももっとルンルン気分であったろう。しかし雨の中、足元は滑りやすく緊張を強いられる。

登山は中ノ宮で断念、中ノ宮の立つ巨岩に大文字草が・・

  石上山中ノ宮  頂上近い鎖のぶら下がる急斜面を登り切る頃、雨は少し小降りとなる。中ノ宮から頂上に至るには鎖で作られた鉄梯子を登るか、起伏激しい迂回路を行くしかない。鉄梯子は雨で滑り易くなっている。不要な危険は回避することとして、結局これ以上の登山は中止。

  中ノ宮は巨岩の上に建立され、“中ノ宮三角点”標識が巨岩の中に埋められている。巨岩と中ノ宮の間にできた人工のトンネル壁面岩肌には大文字草やアキノキリン草が咲いていた。時間は午後1時近い時間。空腹でもあり、雨の中で記念写真を撮って、早々に下山。

異常気象の影響?登山は悪天候続き

  異常気象や台風の影響なのか、今回登山も天候に恵まれなかった。地震や集中豪雨の爪痕も残っている。登山は低地の場合を含めて、今後とも周到な事前情報収集としっかりした登山計画で臨む必要がありそうだ。

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