「酒田雛街道」
以前から申し込みしていた、
由利高原鉄道のバスツアー『「酒田雛街道」を少しゆっくり巡る旅』に参加した(写真1)。
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写真1:酒田雛街道ツアーに参加 |
羽後本荘駅を朝8時20分に出発した。途中からあいにくの雨で、酒田の本間家旧本邸に到着する頃は傘が必要な降り方だった。バスは駐車禁止の旧本邸武家用の玄関先に止まってあまり雨に濡れることなく中に入る。撮影禁止で見学だけとなるが江戸中期以降の古今雛や芥子雛など見て回り、また武士用と商人用に画然と分かれた座敷とその造りについて説明を受けた。本邸の向かいには商家としての建屋があり、そこには天秤秤など当時の商家で使われた品々が飾られ、また観光客向けの売店も一緒になっている。
つるし雛“傘福”
次に
料亭・山王くらぶのつるし雛“傘福(かさふく)”を見学(写真2)。
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写真2:山王くらぶの傘福 |
傘福は現在も伝えられてその作成実演も行われていた。次に「相馬楼」。ここでも撮影禁止となっている江戸以来のたくさんの雛壇を見学し、
竹久夢二美術館(夢二の原画とともに、そのモデルとなった女性の写真もたくさん飾られている)をみて昼食となる。その後、舞妓さんの踊り実演(踊りが終わってから舞妓と一緒に記念撮影もあり!)をみて、忙しく次の
「あいおい工藤美術館」へ。
実はこの町家を利用した小さな美術館がまったくの穴場!雛人形の原型とされる流し雛など、めずらしい飾りや人形を身近にみることが出来た。本間美術館・山居倉庫は以前にも訪れたことがあり、また少し駆け足となって、“ゆっくり巡る旅”でもなくなって帰途についた。
今日の食事(写真3)
朝はいつもの蒸し野菜・干しサンマ、納豆と黒大豆入り玄米御飯と豆腐・椎茸の味噌汁(写真左)。昼食は相馬楼で副食二段重ねのお膳をいただく(写真中央)。
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写真3:今日の食事 |
相馬楼の現在の事業主体が平田牧場のため、“平田牧場調整”と書かれたお品書きを見ると多くは豚肉を使った胃にやや重い内容。したがって自宅での夕食は大根、サヤエンドウとナンタラ煮つけ・納豆となった(写真右)。
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