STROKE2019に参加(組み写真1)
2019/03/20秋田を出発し、3/24[日]までの4泊5日の日程で
パシフィコ横浜で開催された“STROKE2019(第44回日本脳卒中学会)”に参加した。
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写真1:STROKE2019(横浜) |
この間、秋田県を含む東北日本海側は寒気団に覆われて予期せぬ雪景色が再来していた。学会中の横浜は学会前半は好天に恵まれ気温も20度近くまで上昇した。開催初日の21日朝から終日30分刻みで
一連の“教育講演”を聴講した。教育講演のない時間帯は
理事長講演・2題の会長講演を拝聴し、また脳卒中リハビリ関連のポスターを見たり、機器展示を廻ったりで
開催中の3日間は終日学会場で過ごす結果となった。今回も脳卒中の診断と治療を中心に様々新鮮な情報で知識のリフレッシュが出来た。特に
脳循環の機能画像を中心に眼を見張る画像診断進歩があった。
O15-PETはアイソトープ供給の自動化等により急性期でも酸素代謝や酸素摂取率画像を描出できるようになった。30数年前の秋田脳研時代の同僚である飯田さん(飯田秀博先生、現在フィンランドで教授職を勤めるという)が講演した。彼とは直接話をする時間がとれず残念だったがすぐにFacebookを介して連絡を寄越してくれた。東芝メディカルは社名を変えて
「キャノン・メディカル」となったが、同社が提供する
画像ワークステーション“Vitrea”は脳CT画像から短時間に脳循環時間、脳血液量・酸素接種率を算出可能で、脳卒中急性期の閉塞血管再開通適応決定に有用な情報を治療のゴールデンタイム内に提供出来るようだ。
旧友との再会
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全員懇親会で佐藤周三先生と |
若いころ高次脳機能障害を勉強して様々情報交換していた、
中野光子先生に10数年ぶりに再会した。高齢になられ、さまざま大病で手術を受けられたそうだが、
今もお元気で仕事は現役。昨年は首都大学東京からライフワークとしていたミラー・ライティングのお仕事で学位をお取りになったというから驚きだ。
学会二日目に会員懇親会があり参加した。これまた昔、脳外科医になりたてで脳循環の実験などをしていたときの旧友、当時慶応大学にいらした
佐藤周三先生とやはり30数年ぶりに再会、当時の思い出や近況を話し大いに盛り上がった。
最終日翌日の小観光
22・23日と小雨まじりの悪天候だったが、秋田に戻る24日は再び好天となった。
朝昼兼用の食事をホテルに近い中華街レストラン、“盛香園”で済ました。ここは安価ながら内容充実した中華料理の数々をおいしくいただくことができた
(組み写真2)。
その後、
「港の見える丘公園」へ徒歩で向かい、大いに春を感じてきた(組み写真3)。また公園内の
神奈川近代文学館では
特別展、“巨星・松本清張展”(写真)が開催されており観覧してきた。
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組み写真2:「港の見える丘公園と神奈川近代文学館」 |
帰途は岩手県内強風のため
秋田新幹線こまちに遅れが生じて由利本荘に着いたのは午後10時すぎ。秋田県内に入ってから由利本荘でも思わぬ雪景色で、南北縦長である日本の四季の違いを実感させられた。
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