2012年9月18日火曜日

敬老の日を控えリハビリ健康教室

   秋田県の高齢者人口は、県都・秋田市とほぼ同数の32万人となった。県として、その高齢化率30%は超えて秋田県は超々高齢県となった。

    私の所属する県立リハセンでは開設以来例年、県福祉エリア協賛で≪リハビリ健康教室≫を開催している。先日9月15日土曜日、敬老の日を含む3連休初日に横手市大森にある秋田県南部福祉総合エリアにてこの健康教室を開催した。

   リハセンから私と連携相談科職員2、PT1、OT3名の計7名が参加した。あらかじめエリア担当者からは、施設利用者(軽費老人ホーム・老人マンションなど入所者、地域老人など)を中心に当日の催し案内をしてもらった。教室は健康講話“介護するもの・されるもの、皆の健康が第一”という私の講話に加えて、ドンパン節に合わせたリハビリ体操である「ドンパン体操」、希望者を対象にした認知力・体力テスト・医療リハビリ相談を受け付ける。プログラムは、全部で約3時間となる。特に南部エリアでは、毎年同じ時期にこのリハビリ健康教室を開催しており、参加を楽しみにしている方々も多い。

  

今回は、連休初日で参加者は例年よりやや少なめ、それでも中央から離れたこの地域では決して少なくはない、28名の参加者(施設者21名、地域在住者7名)があった。ドンパン体操後の検診は、施設の方5名、地域在住者2名が受診。

高齢化がどの地域でもどんどん進み、秋田県でも1号被保険者の介護保険認定者は20%を超える。“介護する者”も“介護される者”も高齢化している。老々介護、病病介護が現実である。病気や障害を持っても、元気に障害を悪化させずに活きるにはどうしたら良いか? 今回の健康講話では、

その勘所を“私の健康方程式”として“DEET”という頭文字にまとめてお話した。

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