2012年9月24日月曜日

[Med-REHA] 紫外線・素肌・化粧品、そしてHSP


化粧品は2兆円産業!!

  今朝、朝日新聞広告局による全面広告で再春館製薬所の化粧品宣伝が掲載された。ホンの小さな新聞広告でも相当のお金がかかる。地方独立行政法人に所属する我々リハセンター15周年記念行事を新聞に掲載するのに相当宣伝費がかかった。全面広告では一体いくらかるの?

HSPと化粧品

  水島 徹著「HSPと分子シャペロン」(講談社・ブルーバックスB-1774、2012年6月20日刊行http://amzn.to/SNSKQC)にHSPの一種でHSP70という成分が紫外線による皮膚傷害と表皮の壊死を防ぐ話が紹介されている。これが化粧品として応用できないか、当時熊本大学に奉職していた水島が化粧品メーカーとの共同研究を行った話が紹介されている。ちなみに化粧品市場規模は2兆円を超え、一般の市販薬市場8000億円と比べても非常に大きな成長産業である。HSP70は、紫外線によるシミ、すなわちメラニン過剰産生や皮膚障害を予防し、また紫外線による皮膚損傷を修復するという。
  HSP70を含む生薬を検索してヤバツイという生薬が見出され、この生薬を含む化粧品が水島のサポートで発売された。この化粧品自体の名前は小生にはわからないが、その発売元はこの熊本にある再春館製薬所。
 実験的にその効能は確認されており、実際に使っているご婦人の方々の評判上々で、きっと高価でもどんどん売れているのだろう。広告の大きさがそれを物語っている。

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