2018年9月3日月曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年09月03日(月)曇り

新規入院とリハ依頼患者対応で今日も多忙


今日は20分ほど寝坊してしまい、早朝トレッドミルは運動距離5kmで切り上げ。時間33分、速度9km/hr.平均HR117bpm、消費カロリー226kcal.(グラフ)。朝食は今朝、朝市で購入したスズキの刺身ほか、定番メニュー(写真)。月曜日は職場の仕事が多いため朝食後まもなく出勤する。オーダー端末に向い、主に病棟とリハ室から来ている指示待ちメールに対応し、更に必要な指示を出す。その後、入院患者の定期処方オーダーなどを行ない、外来に降りる前にメールで診察依頼のあった患者の病棟を回り診察と治療の指示出しをする。
今日は新規入院1名と他医からのリハビリ依頼1名あり午前、午後と対応した。
新規入院のOK(79歳女)さんはアルツハイマ-病の周辺症状コントロールで紹介元病院に入院していたが抗精神薬投与の影響で食事摂取困難となり臥床が続いて廃用が進行、家族の希望もあって主に低栄養の改善、動作能力の改善を目的に紹介・入院となった。

最近読んだ文献(新井哲明:認知症治療薬に抗精神病薬を使うかどうか. 臨床精神薬理21:834、2018)によれば認知症周辺症状(BPSD)の合併は、認知症患者の60~90%にみられ、特に興奮では入院を必要とする場合が多くなる。入院後の治療として非薬物療法、すなわち(1)環境調整(2)非薬物療法(運動療法・音楽療法・回想法、など)がベターだが、その備えが十分でないと抗認知症薬を含む薬物療法に頼りがちとなる(引用文献・写真)

OKさんの場合もそのような状況で入院・診察後の方針は先ず全身(栄養)状態の改善を目標とし、その後にBPSDに応じてその対処を考えることとした。
リハ依頼のあったSS(54歳女)さんは高血圧未治療で右血栓性脳梗塞を来した左片麻痺の方で、運動麻痺の回復は非常に良好。しかし共動筋・拮抗筋がうまく働かず、手の巧緻障害と歩行障害を呈する珍しいケース。回復過程でみられる症状で、じき良くなるのかもしれない。
午後2時過ぎ、外来通院患者のESさんが動作時に息切れがするからと受診。様々検査したが結局心因性と判明。新たな処方は行わず説明のみに納得して帰られた。
夕方から医局会と薬剤説明会あり、終了後、残った病棟の仕事を片づけて午後6時半に帰宅。夕食は、甘エビ刺身と薬剤説明会で付いたカツサンド、ほか(写真)

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