2018年8月31日金曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年08月31日(金)雨

大雨洪水警報が出て、今朝は雨降り

大雨洪水警報が出て、今朝は雨降り。早朝5時の屋外はまだ暗い。
いつもの時間に起きてトレッドミル開始。運動時間47分、平均速度8.9km/hr.、距離7km、平均HR126bpm、消費カロリー366kcal.(グラフ)。当直が入って間食も多く、この2日間で体重は運動前60.7kgと増加してしまった。息が切れるのも仕方ない。今朝はワイフがギックリ腰の腰痛で朝市参りはなく、シァワー後の朝食は生魚なし(写真)


 T(90歳女)さんの病歴聴取と診察で1時間以上


いつもの時間に出勤するが雨が激しいせいで道路は渋滞している。午前中の外来は多くはないが、新患で外来リハビリを希望するT(90歳女)さんの病歴聴取と診察で1時間以上かかってしまった。この方は既往に交通外傷による鞭打ちと詳細不明の頸椎腫瘍手術歴、腰部脊柱管狭窄症手術、左膝人工関節置換術の既往があり、昨年暮れまでシルバーカー押し歩行ができていた。しかし両手の握力低下と右膝痛で補助具歩行が出来なくなったこと、両手動作が出来ず日常様々難儀するようになったとのこと。整形外科受診で良くならないと宣告されたがリハビリで何とか良くならないかとの相談である。しっかりした方だが難聴もあり、ここまで聴き出すのに相当時間を取られ、さらに診察と頸椎・腰椎の写真を撮って方針を出すまで1時間以上という結果だった。本人の訴えを十分聴き、結局マッサージと物療でしばらく対応する事となり、それなり満足して帰ったようだ。午後は外来と病棟の患者さんから依頼された書類作成、午後3時からリハビリカンファランス。対象患者は高齢で障害も重度の方が多く、方針が決定できても思わず溜め息が出てしまう。

夕食は鯛のお澄し、豚肉の味噌付け焼き

夕方5時過ぎ帰宅。雨が小降りで降り続き、外は既に暗くなってきている。午後6時過ぎ、夕食。夕食は鯛のお澄し、豚肉の味噌付け焼き、など(写真)。夕食後、鶴舞温泉に漬かった。妻のギックリ腰も温泉で少しは痛みが和らいだようだ。


2018年8月28日火曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年08月28日(火)晴れ

外来で高齢世帯の“危うさ”を垣間見た

引用やや古いが、厚労省・国立社会保障・人口問題研究所が公表した2018年1月資料(写真記事)では、ここ20年余りの間に一人暮らし世帯が全体の4割程度を占め、特に65歳以上の高齢者独居率が急増すると予測している。この中には未婚の単身高齢者も含まれ、その生活を支える仕組みには社会保障の高齢者サービス(公助)がますます重要となるだろう。さて、私が普段向き合う高齢患者の多くは高齢夫婦二人世帯であり、次いで共働き夫婦と二世帯同居する高齢者、未婚ないし離婚経験のある息子・娘との同居、などの高齢者が大半である。今日はリハセン外来。そこにやって来る患者さん夫婦で、その高齢二人世帯の患者に突然覆いかぶさる生活上の“危うさ”を2例続けて垣間見せられた
ラクナ梗塞で糖尿病の現在78歳となるKTさんは、75歳でパーキンソン病の奥さん(KR)と夫婦で私の外来に通院していた。KTさんが運転して外来に仲良くやってくるが、奥さんはパーキンソン病症状のコントロールが良い割りに様々訴えが多く外来ではその訴えを傾聴すると満足して帰っていく状態を繰り返していた。去る6月、原因不明の意識障害あり救急病院に入院。後日の報告で原因不明の複雑部分発作と診断された。またパーキンソン病に認知症が進行し、ケアマネと相談し施設入所となった。それまで互いの足りない部分を補いながら生活していたKTさんは奥さんの入所でひとり暮らしとなった。今日の外来受診では、その衣食住の不便や寂しさを様々訴えていた。右被殻出血後遺症で通院するST(82歳男)さんは奥さんと二人暮らし。月に一度奥さんに連れられ外来受診を楽しみに公営バスでやって来る。ところが最近、付き添う奥さんが外来受診日を間違える事が急に多くなり、先月は1週遅れで受診、今月は時間通り受診せず外来看護師が自宅に電話をするとやはり受診を忘れていたようだ。奥さんの認知症が顕在化してきたらしい。

早朝トレッドミルと朝食

昨日月曜日は入院患者を受けたほか、病棟患者の対応、二つの会議が入り、帰宅後は一気に疲れを感じてしまった。一方ネット注文していた自転車の空気入れと自転車用ヘルメットが届き、その扱いなど説明書を読みながら今後のサイクリングを想像して悦に入っていた。午後10時過ぎ就寝。

今朝は時間通り午前5時起床。薄日が射す、まずまずの天候。早速トレッドミルに乗った。今日は運動時間47分で距離7.15km、速度8.9km/hr.、平均HR120bpm、消費カロリー343kcal.(グラフ)。シャワーで汗を流した後の朝食はメバル刺身ほか、定番メニュー(写真)

帰宅後、職場出勤・遅番

午後4時、医師会病院出勤。今日は重症患者さんへの診察と処置、家族への病状を説明予定。SY(75歳男)さんは右小脳出血・保存治療例で発症約2週後に、当院転院。来た時分から意識障害あり傾眠が強い。出血は発症前に行っていた抗凝固療法の影響で約30ccと大きめだが脳萎縮の影響で致命的とはなっていなかったらしい。しかし意識障害のため食事や水分摂取量不十分で高ナトリウム血症を併発し、経鼻胃管挿入し強制栄養を開始。また電解質フリー輸液も並行して開始した。その後も一向に症状は改善せず、発熱や血圧低下も認めるため予後不良の兆候と判断して家族に説明した。しかしその経過はどうも納得がゆかない。今夕は遅番担当で午後7時30分帰宅。夕食は鯛のお澄し汁、ユウガオと豚肉の汁物など(写真)

2018年8月26日日曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年08月26日(日)雨

朝日新聞読者の声から“緩和医療”を考えた

前線停滞で朝から雨降り。早朝の屋外はここ最近に比べてずっと暗い。起床後、いつものパターンで朝食(写真)をとる。食後、日曜の朝定例となっている数日の新聞にまとめて目を通し、切り抜き。無論、今日の朝刊にも目を通したが、今日の記事では朝日読者欄の声で、“命に寄り添える人こそ良医”が目を引いた(写真)。これは75歳朝倉さんという方の投稿。夫がパーキンソン病と診断された時、またその3年後に誤嚥性肺炎で亡くなる時、いずれもこの時の医師の言葉で如何に夫も、また投稿者である自分も救われたかを書いている。医師の何気ない言葉が患者やその家族を大きく傷つけたり、逆に励ましとなる事は自身もよく経験する。しかし患者を取り巻く様々な状況や
年齢・症状や疾患の重篤度など一つとして同じ事はないので、日常の臨床場面で積極的治療の引き際、緩和医療への移行のタイミングなどで悩む事は多い。死期が間近に迫る状況ではないが、消化管出血を起こしているTT(89歳女)さんは、積極的治療を拒否して「殺してくれ!」という一方で様態が悪化すると「助けてくれ!」と叫ぶ。誤嚥性肺炎を繰り返すYS(87歳男)さんは入院長期化で認知症が増悪し、補液や酸素を拒否し、ただ見守っているしかない。いずれのケースも家族には積極的治療が困難なことと緩和ケアを中心に看ていくことを誠意をもって告げている。


昨日は土曜出勤・午後に待望の自転車来る!!

重傷者が多く、また他医からのリハ依頼のケースを診察するため昨日は土曜出勤となる。幸い重傷者は小康状態で、依頼患者の診察を時間をかけて行う。このケースは誤嚥性肺炎後の食事摂取不良で先月入院、すでに胃瘻造設されて栄養状態は回復に向っている。診察した所見では気晴らし的な経口摂取が可能となりそう。来週に嚥下機能検査を予定した。正午過ぎ帰宅。
午後に待望の電動アシスト自転車(YAMAHA PASブレイス)が配達となっていた(写真)。この類の自転車は当地区では購入困難なため、止むなくネット購入となる。マニュアルを読みバッテリーを充電して早速試乗。平地も多少の昇りも、あたかも下りを走るような軽いペダルの踏み具合で走る。街中を走れるマウンテンバイクなので多少の悪路でも走行性能は良くスピードも出る。走行を楽しむためには是非ともヘルメットが必要なので早速注文する事とした。

今日は夕方にトレッドミル1時間

午前中の新聞切り抜きや雑誌記事の整理後、昼食となる。今日はモロヘイヤと海苔入りのそばとトウキビ、枝豆など、やや糖質に傾いた食事(写真)。この内容の昼食と、しとしと降る雨の影響なのか本を読みながらうたた寝してしまった。午後4時30分過ぎ、トレッドミルランニングを行う。今日は1時間で8km。最初はスピードを上げたがすぐに息が上がり、その後は心拍モニターをみながら速歩とランニングを繰り返す(グラフ)。午後6時、鶴舞温泉に出かけて運動後の汗を流す。


夕食はカナガシラの味噌汁

今日は日中も夕食前も間食が多くなり、食事はカナガシラの味噌汁とミニトマト・野菜の揚げ浸し、枝豆で満腹となる(写真)

2018年8月23日木曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年08月23日(木)快晴・猛暑

早朝トレッドミル実施

今朝はこの夏一番の暑さが予報されており、確かに早朝から昨日の暖気も残って生暖かい空気である。ネットのトラブルが解決して昨夜は十分睡眠を取れたことから早朝トレッドミルを実施した。運動時間43分で距離6.1km。速度は8.5km/hr.平均HR123bpm、消費327カロリーkcal.(グラフ)。運動後シャワーを浴びて食べた朝食は、ヒラメのカルパッチョ他、定型メニュー(写真)。定時出勤し、今日は病棟回診と退院予定患者の諸々書類作りで過ごす。この時期というのに相当冷房を強くしないと窓越しの日差しが確かに強く、由利本荘も35.5度を記録したという。


午後、由利組合総合病院へ

午後、患者さん家族と面談し主に嚥下機能検査(VE)の結果を説明する。午後2時30分過ぎ、地域連携室の仕事で由利組合総合病院へ。仕事が終了後は職場に戻らず帰宅。

夕食はサバのトマトソース煮込みなど

午後6時夕食。今晩はサバのトマトソース煮込みがメイン。その他、ナスとシソの炒め煮など、野菜尽くしの食事を済ます。夕食後一段落してから鶴舞温泉で今日の汗を流す。

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年08月21日(火)晴れ

早朝トレッドミル久し振りに実行!!

12日ぶりに早朝トレッドミルを再開した。頭位眩暈あり慎重を期して激しい運動は見送っていたが、19日日曜日の長距離ウォーキングで問題なかったことから意を決してトレッドミルに乗った。ウォーミングアップ後、時速9kmで4km走り、残り1kmを早足モードで合計36分、平均HR116pbm、消費カロリー245kcal.(グラフ)運動した後の爽快感は格別で汗を流した後の朝食もおいしい。今朝は朝市で購入したばかりのヒラメのカルパッチョほか、いつもの定型メニュー(写真)。

リハセン外来にて

お盆明けで外来患者さんもやや多かったが、それでも10数人。本職の医師会病院外来日の30人近い患者数と比べると、ゆっくり患者さんと話をして診察できる。患者さんの方も待合が多くないと様々話をしてくれる。今日はFK(76歳女)さんの話で介護保険の自己負担が馬鹿にならず如何に利用を節約しているか訊かされる。彼女はやはり障害ある夫との二人暮らしたが、本人も伝い歩行がやっとのレベル。時間内にヘルパー業務が終わるように工夫していること、デイ・サービスは何とか利用しないで済ませていることなどを話される。TC(65歳女)さんは便秘がひどく長年大腸刺激性下剤を離せなかったが、長期利用の問題を何度か話をして私から漢方薬を勧め、その塩類下剤に似た作用の漢方服用後、大腸刺激性剤が不要になったことをとてもうれしそうに話される。


自宅の光回線中継器が故障

午後、帰宅後に自室PCのネットワークが使用不能となっていることに気づく。年に1度か2度こういったトラブルに遭遇するが、今の生活でネットが使えないとほとんどの仕事や生活上の便宜がストップしてしまうので大変だ。光回線の終端装置から現在利用しているSoftbank機器、そこから2階の自室に回線を送るルーター親器、自室の中継器すべてのチェックが必要だ。しかし今回はルーターが機能しているようなので中継器の故障のようだ。相当以前に購入して未使用だったルーターを探して中継器として利用する戦略で臨んだが同日中には解決できなかった(左写真は、1階の光終端装置ほか、右写真は翌日やっと解決して使用可能となった中継器)

2018年8月19日日曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年08月19日(日)

8/14・8/15頭位眩暈の再燃あり!

昨日・今日と最高気温は30度を下回り、朝夕の涼しさは半袖シャツでは上に何か羽織らないと風邪を引きそうなぐらいである。8月14日・15日と発作性眩暈が再燃し、特に15日[水]は起きると回転性メマイが強く、結局仕事を休んで耳鼻科を受診した。左に向く高頻度の眼振がみられ入院も勧められたが、診断自体は「“耳石性めまい”(頭位眩暈)ですね」ということで、抗メマイ薬をもらい入院せず自宅で安静にしていた。翌日には症状が落ち着いたが、約1カ月で再び発作があったことから今回ばかりはすっかり意気消沈してしまった。しかし翌日出勤で仕事は山積し、院内を走り回っているうちにすっかり自分のめまい発作の事などどこかに吹き飛んでしまっていた。

8月18日土曜、西目ハーブワールドへ

幸いその後のメマイはなく、18日土曜日は、車で隣町の西目ハーブワールドに出かけた(写真)。ハーブ園近くで行われていた“ひまわり畑の迷路”も15日で終わり、肝心のひまわりも最近の風雨でほとんどが倒れて一面見通せる状態となって夏の終わりを感じさせた。ハーブワールド園内を回ったが今の時期は咲き誇る花の数も少ないようだ。レストランで名物の十割そばを食べて戻った。

19日[日]ウォーキング12km、今晩は当直

今日19日[日]も日差しあるが涼しく、午前中、散歩に出かけた。少し雲あったが、子吉川河川敷からよく鳥海山が眺望できた。audible.comを聴きながら、やや長めのコースで2時間ほど、約12kmを早足モードで歩き通して戻った。今の季節、自宅前に植えた朝顔が毎日順番に咲いて目を楽しませてくれている。
今晩は日曜当直でこれから出勤である。

2018年8月12日日曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年08月12日(日)晴れ

お盆の時期

お盆の時期は駅前朝市もJA婦人部の市場も仏前のお花や様々食料品を買い求める一般客であふれ、いつもの新鮮な魚や野菜がせっかく出かけても手に入らない。昨日・今日と市場から購入する新鮮で安価な食材は買えず、今朝市場まで出かけたワイフもほとんど手ぶらで戻って来る結果となった。

早朝トレッドミル

昨夜は早めの就寝で今朝は5時前に起き、昨日やり残した新聞切り抜きや今朝の朝刊を読み、それから早朝トレッドミルにかかる。昨夕にウォーキングしているため今朝は無理せず.運動時間41分で終了。開始から30数分、距離4kmまで時速9km/hrでゆっくり目で走り、以後早足モードで合計6kmで終了。平均運動速度8.4km/hr、平均HR113pbm消費カロリー263kcal.(グラフ)
シャワーを浴びた後の朝食は定番メニュー。味噌汁はオクラ・ミョウガ・モロヘイヤ・油揚入り(写真)


午前中は効率よく過ごしたが・・

午前中、新聞切り抜き整理を終え、残りの時間一杯をかけて秋のリハビリテーション医学会10演題の査読を行う。査読もすべてウエッブ上で可能となって便利この上ない。お昼は野菜炒めの昼食(写真)をとった後、リハセン秘書Aさんから送っていただいた新刊医学雑誌のタイトルに目を通し複写依頼リストを作成、再びメールでその希望文献リストを送り返す。それからの時間、読みかけ本の続きを読み始めるが全く実が入らずゴロゴロ過ごしているうちに夕方となってしまった。夕食はゴーヤの炒めものやホタテ貝柱のバター焼きなど(写真)。その夕食後、運動を兼ね105号線沿いのホーマックまでウォーキングする(マップと記録)。明日、障子の張り替えに使う障子紙を買い求め、約50分で戻る。



[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年08月11日(土)曇り一時雨

能代の知人ASさんが来訪


今日は午前中、能代の知人ASさんが来訪する。ASさんとはほぼ私が秋田に着て以来のお付き合いで私より4つ年上だが、プロなみのスキーヤーで車好き、登山をし、猟友会にも所属するという、私よりずっとアクティビティーが高い方である。私が自宅にトレーニングルームを作った事に興味を持ち、是非一度見に来たいとのことで今回初めて由利本荘の拙宅への来訪となった。いつもの朝食(写真)を済ませ、多少散らかっていた室内を掃除し片づけて待っている
と、予定時刻の午前10時に時間とおりスバルの乗用車で到着。ひとしきり思い出話などした後、現職の幼児園経営が話題となり、少子化の影響で入園者が最盛時の1/3以下となっている現状や幼稚園教員確保が著しく困難となっている事などが話題となった。肝心のトレーニングルームの実地見聞と実際に建築する場合の注意やノウハウを話し、午後の予定を控えて正午過ぎには能代にもどられた。久し振りの楽しいひとときだった。

夕方ウォーキング

午後は読書三昧で過ごし、午後4時30分過ぎ、ウォーキングに出かけた。今日は本荘大堤から水林球場を通って7号線を超え本荘郵便局に抜けるコース。途中、額にポツポツ雨粒がかかりはじめ予定コースを短絡して一番堰交差点方向に抜けて自宅に戻る。途中ツルハに寄るなどして結局、ウォーキング時間117分、距離9.45km、消費カロリー474kcal.(記録グラフとマップ)帰宅後、入浴して夕食。
夕食は野菜(ナスと万願寺トウガラシ)の素揚げ、イギスのツミレ入り味噌汁(写真)、ほか。


夜はNHKスペシャル『映像の世紀第10集:「難民 希望への旅路」』

最近はニュースの他、ほとんどTVを観ない。しかし終戦特集の多い8月番組の一つ、今晩は『映像の世紀第10集:「難民 希望への旅路」』(冒頭写真)を観た。人間の強欲や愚かさ故に繰り返される悲劇。このことを歴史的事実として忘れないためには、こういった内容の番組放映がやはりこの時期是非必要であり、我々には歴史的過去を知るためにも観てしかるべき義務があるように思われた。

2018年8月9日木曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年08月09日(木)晴れ

“マトウダイ”を食べる

台風13号の影響によるフェーン現象で由利本荘でも34度まで上昇する暑い一日だった。さて、つい昨年まで食卓に載る魚の名前など数えるほどしか知らなかった。また高級魚に当たるタイなど、めったに食べることもないのでそれにどれだけ種類があって、どんな食感や旨さに違いがあるかなど、知る由もなかった。昨秋あたりからワイフが駅前朝市に通うようになって地元で採れた新鮮な魚介類、地物野菜が安価に手に入り食卓に載るようになった。食事時の会話はしたがってその日購入した魚介類や野菜が話題となり、自然に季節の旬を感じながらそれらの名前をそらんずるようになった。タイにもたくさん種類のあることを知ったが、今日はこれまで口にしたことがなかった、“マトウダイ”をはじめて刺身(カルパッチョ)でいただいた。“マトウダイ”は“的鯛”とか“馬頭鯛”と書かれ、いずれもその特徴ある的を背負ったような外観や顔つきからそう呼ばれたらしい。西洋では最もポピュラーで、シタビラメと並ぶムニエルの代表だという。今朝はその“マトウダイ”が食卓を飾った(写真)

早朝トレッドミルは短め

最近、体重が60kgを切ることが少なく、やや運動が苦しくなった。今日は運動時間33分、時速9km、距離5km、平均HR118pbm、消費カロリー234kcalで終了(グラフ)。腰から腹回りの贅肉を落とす筋トレメニューを用意しているが、なかなか実践出来ていない。

今日もハードな一日

連休中に具合の悪かった入院患者さんの病状は一段落した。しかし先週から今週にかけて入院した患者の状態が十分把握しきれていないので今日もあれこれ病棟を駆け回る。午前中、他医からの依頼患者VE(嚥下内視鏡)実施。元医師のKK(93歳男)さんは嚥下肺炎で現在絶食中だが、回復しつつあり本日その嚥下機能を評価。食事形態を工夫すれば経口栄養は可能なようだ。午後、小児新患1名の診察を挟んで午後2時からその後に行う嚥下造影(VF)前カンファランス、午後3時からVF2例。VF検査に関係するスタッフ皆が大分検査の流れに慣れとても段取りがスムーズとなった。ほぼ予定時間通り終了し、データ整理も終える。

夜は医師会合同会議に参加

午後5時30分から市内のホテルで医師会の理事会と病院運営会議の合同会議および医師会納涼会あり、急いで一端自宅へ戻り会場のホテルに出向いた。今日も会議のテーマは多いが、重要案件として今後、地域包括ケア病床を導入する医師会病院の病棟運営体制変更について議論。会議ではそのコンサルタント依頼も含めて承認され、ほっと一息。会議終了後は会場を移して医師役員納涼会となる。この場でも様々話題となったが、会議で問題となった医師会病院経営の難しさから医師会存続自体が相当難しくなってきている現状も話題となる。超高齢化と人口減少の影響が我々の足元までひたひたと及んできているのだ。

追記

“高級魚に当たるタイなど、めったに食べることもない”と書き、これを読んだワイフから大目玉を喰ってしまった。妻の言では、タイもこれまでよく食卓に載せることがあったのだそうだ。私はそういった認識なく食卓を飾った“高級魚”を有り難みもなく、単に空腹を満たしていただけのようで、恥じ入るばかりである。

2018年8月7日火曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年08月07日(火)曇

今日はリハセン出張。起床が少し遅れて早朝トレッドミルは中止し、読みかけの本を読み、新聞をみて朝食。今朝はヒラメのカルパッチョがメイン・ディッシュ。その他、定番の蒸し野菜・紫蘇入り玉子焼きなど(写真)

外来はいつもよりやや多めだが書類や特段の問題ケースなく正午には終了。午後、胃瘻造設1例に立ち会った後、由利本荘に帰宅。帰宅後、広井良典著『持続可能な医療』(ちくま新書)を最後まで読み、午後5時過ぎからトレッドミル・ランニング。夕方から天候回復気味となったせいで強い西日の当たるトレーニングルームは遮光カーテンをおろしたままクーラーを入れて約1時間運動する(グラフ)

夕食は今日も“バイキング風”でナス炒め煮、アマダイの酒塩焼きなど(写真)

[IS-REC/BOOKs]広井良典『持続可能な医療』(ちくま新書」を読む

“超高齢化”の現状とその意味

人口減少と高齢化で医療・介護・福祉すべてが危機に瀕している。医療の現場は治療効果が余り期待できない多病を抱えた超高齢者が戻る先も覚束ない状態で入院し、ベットを埋めている。週刊医学界新聞第3284号(2018/08月)の『連載:高齢者の「風邪」の診かた(8)』で高齢者の急性感染症の実際的治療指針が解説される。その中で、高齢者感染症の落とし所として、標準治療から“治療しない(緩和治療)”まで選択があり、“元々ADLに問題なく認知症もなければ基本的に標準治療をめざす”、“それ以外の場合は個々の患者の病態やそれまでの生活背景から落とし所を考えた方針を立てる”としている。超高齢者で、ADLに問題あり認知症もあるケースが大半を占める我々のようなリハビリ病院では、しばしば入院前後に起こる急性合併症治療のあり方をなかなかこうはっきりとは割り切れない想いである。

広井良典『持続可能な医療』

さて、広井良典先生の標題の本を先週末からかけてようやく読み終わった。“人口構造の超高齢化は母数となる子供や現役世代の減少の裏返しであり、超寿命の結果ではない”。米国の医学医療への財政配分を例にとりながら、“現状、日本では医学研究費も医療費にもあまり金をかけず、国民の寿命延伸に成功している。米国のように医療技術革新に大きな予算を配分しても、今後はその費用対効果は慢性疾患や老人退行性疾患が圧倒的に多い現状で著しく低下せざるを得ない”と医療費の配分は基礎的医学研究よりもますます高齢者介護や福祉に回されていくだろうと予測している。

「持続可能な医療」を指向する

「持続可能な医療」を指向する上でそれは「持続可能な社会」とも共通する。それには米国の大量生産・大量消費そして大量廃棄という生活スタイルからの脱却が必要であり、「持続可能な医療」にあっても必ずしも医療費の規模縮小の問題ではないとしている。また有限な社会保障費・医療費の使われ方として、その是正が様々な点で必要であると述べる。社会保障費の規模は全世界的には小さい部類なのに高齢者関係支出(年金)の規模が非常に大きいこと、あるいは歴史的・政治的背景があって、日本では病院より診療所に医療費配分が傾斜し過ぎており、これを是正する必要があること。医療・介護・福祉全般では陽の当たらない周辺部分に配分を厚くすることが求められていること、などなど。また社会保障全体の問題として、各人が人生の初めにおいて“共通のスタートライン”に立てるという状況が大きく崩れている事が問題だと指摘している。一方、高齢者の孤立の問題とも関係して、コミュニティーの再構築、一言で言えば“共助”を地域コミュニティーに再構築する重要性を説く。本書を通読しておおまかにその主張をまとめると、その内容は現状の社会保障や医療政策の批判的検討というよりは、個々の考え方(“超高齢化”という人口構造のとらえ方、ポジティブ思考、死生観など)のパラダイムシフトを促す内容に重点を置いており、問題の難しさ解決の道筋、方向性を一定示してはいるが、その多くを個の責任に帰された感じが強い印象を受けてしまった。

2018年8月6日月曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年08月06日(月)曇り一時小雨

“海草イギスの味噌汁”

海草イギスは、瀬戸内方面で寒天羊羹のようにして食べるらしい。熱い湯で容易に粘稠性の高い状態となるので、以前に味噌汁の具としてイギスを入れて汁に熱を通すと片栗のようになって失敗。そこで一昨日土曜日、朝市で店のおばさんにその味噌汁の具としての調理法を訊いてきた(写真)。その教えに従って8/4、5と朝はイギスの味噌汁となった。その扱い法は簡単で味噌汁を作り、乾燥したイギスを先にお碗に入れて汁を後からかけるだけ。これで程よい加減のとろみでイギス味噌汁が出来る。

今朝の早朝トレッドミル

今朝は昨日までの天候と比べて朝は涼しくトレーニングルームの窓を開け放ってランニングする。時間43分、平均速度8.4km/hr.距離6km、平均HR118pbm、消費カロリー297kcal.(グラフ)最近、トレッドミルを休む日が多かったせいか、体重増加気味で息が上がり易い。何とか筋トレする時間も作りたいと思っている。
朝食はヒラメのカルパッチョとトマト・目玉焼き、他、定番メニュー(写真)



今日の病棟患者さんと新規入院患者さん

先週末に二人が発熱、一人が吐血とタール便。フォーレー留置中のKCさんは尿路感染、認知症と嚥下障害のあるYSさんは誤嚥性肺炎、先々週、慢性貧血で輸血したTTさんは結局、上部消化管がその出血源だったようだ。本日入院のKA(68歳男)さんは右視床出血。脳室穿破し鋳型状血腫となり両側脳室ドレナージされ、約2週間後には脳室内血腫が良く抜けて(写真)
ドレナージ管は抜去。その後発症45日目の転入院である。運動麻痺は良く改善しているがボンヤリ感と思考緩慢、外来で実施した長谷川式スケールも前医で行われているのに関わらず未だ低得点で両側脳室ドレナージの影響が大きそうだ。
午後、具合の悪い病棟患者さんの診察と治療指示、[水][木]に予定されているVE/VF嚥下検査の指示と金曜日の胃瘻造設準備、水曜退院患者さんの書類作成、他医から依頼あった患者さんの診察と指示で結局帰宅は午後7時近くとなった。外は時折風に小雨が横殴りとなるが振ったり止んだりの天候。予報では“大雨・洪水警報発令”だったがさほどの大げさな悪天候でもないようだった。

夕食は“バイキング風”で

夕食は“バイキング風”に、インゲン素揚げ、サバのカレー風味揚げ、アジのマリネ-とミニトマト、モズクと枝豆の酢物、トコロテン(写真)

2018年8月4日土曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年08月04日(土)薄曇

朝市に出かけ、今日も魚介類尽くしの食事

休日土曜の朝は多少涼しく感ずる天候で午前6時前にワイフと朝市に出かけた。例年にない暑さの影響で持ち込まれている店先の地物野菜は少なめで目当てはやはり象潟漁港から入る魚屋さんの魚介類。岩ガキや大きなタイやタコは目当ての対象外で、今朝は刺身用アマダイ・サバ・バイ貝、海草のイギスなど購入。朝食はアマダイのカルパッチョ、昼は信州ソバにバイ貝、夕食はサバの開きとイギス味噌汁となる(写真)。

スティーベル熱交換機システム清掃


高気密高断熱の我が家の換気システムは、スティーベル熱交換機システムで熱を逃さず外気を取り入れるローカルファンを1階6台、2階4台備えている。平均3カ月に1度フィルター清掃が必要で、今日は午前中ほぼ一杯かけてこの10台のファンの清掃をする。快適な住環境を維持するのも大変だ。ファンの高さで脚立や足台を使うので結構大変な作業で、午後は疲れて昼寝。

夕方にトレッドミル運動

夕方からトレッドミルに乗った。西向きにあるトレーニングルームは午後からの西日で相当室温が上がるため、最近、窓に遮光カーテンを取り付けた。運動30分前からエアコン冷房を効かせてのトレッドミルだが、風を入れるため窓を開けて走るとエアコン24度設定でも湿度70%から下がらず、汗がひどい。運動は57分で速度7~8km/hr.運動距離7km、mHR120pbm、消費カロリー401kcal.で終了。

iPhone連動の自動血圧計購入

定年を機に秋田から由利本荘、由利本荘公舎から自家へと2度の引っ越しあり、このため以前からあった血圧計などを紛失してしまっていた。最近になって“発作性頭位眩暈”を経験したことから健康不安を覚えてやはり自分も家庭での血圧測定が必要と改めて認識させられた。そこで最近、オムロンのiPhone連動自動血圧計を購入した。血圧計の種類は多いが、測定結果に信頼性がある事、体重や運動と同様にPCやiPhoneにも記録可能なものを選択した(写真)。おかげで毎日の“やるべき事”がまた一つ増える結果となってしまった。

2018年8月2日木曜日

■2018年08月02日(木)快晴

ここ2週間の歩み:

「釧路湿原と知床」ツアー参加(7/22~7/25)・由利本荘の花火で納涼(7/28)

7月11日の早朝トレッドミル直後に発作性眩暈を初めて経験した。症状は翌日には軽快したが“めまいと嘔気”の恐怖は早朝トレッドミル再開を躊躇させていた。一時症状はすっかり消失したかに思われトレッドミルを再開したが、その後も仰臥位から起立すると、また逆に立位から仰臥位になると決まって数秒間のめまいがあった。そんな状況に関わらず以前から予約していた3泊4日の「釧路湿原と知床トレッキングツアー」に参加した。

写真1

幸い好天に恵まれ、上述の姿勢変化をしない限りメマイはなく、40数年ぶりの道東とオホーツク海を遊んだ(写真1)
7/28[土]は由利本荘の納涼花火大会あり、会場の友水公園(ボートプラザアクアパル前河川敷)に足を運んだ。
夕暮れ時、清流子吉川の川面に映る対岸の建築物の影、点々と広がる水面の明かりも良かった。午後7時30分から1時間半、やや間隔の間延びした花火打ち上げだったが内容はまずまず(写真2)


今朝も早朝トレッドミル実施

姿勢変化で起こるめまいもなくなり、今日は早朝トレッドミル実施。連日の暑さでトレーニングルームにクーラーを設置しているがそれでも運動は早朝しか考えられない。今朝は運動距離6kmで43分間。速度8.4km/hr.、平均HR114bpm、消費カロリー280kcal.(グラフ)

今は岩ガキが最盛期

ワイフが毎朝出かける朝市の魚屋さんではもっぱら岩ガキが並んでいるという。今朝はその岩ガキを買い込み、朝は海塩味のカキをそのまま何もかけずにいただく。朝食その他は定番、酒田納豆やミニトマトなど。黒大豆入り玄米ご飯、ダイコン葉と油揚味噌汁である(写真)

今日の入院と診療予定は・・

先週3日間休暇を取ったため、休み明けの週末、そして30日からの週日は超多忙。貯まった病棟の仕事に加えて毎日のように新規入院が入って来た。今日の新規入院はSH(75歳男)さん。約2週間経過した右小脳出血例で、心房細動のため、抗凝固剤(DOAC)使用中の発症。以前から認知症もありここ1年以上、小声状態の構音異常あるが留守居もできたという。まだ血腫周辺浮腫あり意識も清明とはいえない状態で管理も大変、予後も厳しそう。今日はその他、午前・午後1例ずつ嚥下内視鏡実施。合間を縫って午後は他の医師から依頼された左視床出血の入院患者を診察し、リハビリ開始を指示。夕方に退院をしぶるTYさんの家族と面談。“高齢・重症障害・経済的貧困と介護力なし”がほとんどの患者さんに共通したキーワードだから大変だ。午後5時30分帰宅。

夕食は“メバルの煮つけ”と・・

帰宅して午後6時30分から夕食。今日は今朝市場で購入したメバルの煮つけ、過日いただき物で残っていた“鰻の蒲焼”ほか(写真)。その後写真にはない、トウキビとミニトマトをつまんで、やや食べすぎとなる。

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