2018年6月28日木曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年06月28日(木)雨

秋田県南部は雨・・今日午後は大雨も予想

梅雨前線の影響で秋田県南部は雨。今日午後は大雨も予想されている。早朝トレッドミル実施。1日休むと定時刻に目覚めても運動がとても億劫となる。何とかそんな気持ちを抑えてトレッドミルに乗る。週日プログラムを実行。warm-up後、運動距離3kmまで11~12kmhのランニングモード、それ以上のランニング継続は息切れして困難、トーンダウンして早足モードとなる。最終的に運動距離7.75km、平均HR124pbm、平均速度8.6kmh、消費カロリー408kcal.で終える(グラフ)
なかなか運動耐用能が向上しない。運動後シャワー、そして朝食。朝食メニューのメインはヒラメのバター焼き(と目玉焼き)、蒸し野菜、玄米ごはんと味噌汁(写真)
最近やや体重増加気味で起床時運動前の体重が60kgをオーバーしている(運動直後体重は約1kg減となる)。理想体重に近づけ身のこなしを良くするにはもう少し体重を落としたい。食事量のコントロールが必要である。定時出勤。木曜は原則外来対応がないので病棟中心に動く。胃瘻ボタン交換1件を済ませて受け持ち患者をざっと回診する。

嚥下造影VF3例目

午後2時から本日行う当院第3例目の嚥下造影検査(VF)打ち合わせ。午後3時からは実際の検査を行う。今日の被験者はMG(90歳男)さん。右心原性脳塞栓症の方で認知症なく、当初あった構音・嚥下障害は徐々に改善してきているケース。VF検査3例目となると皆余裕も出来て、所見を十分観察しながら検査を進められる。MGさんは現在主食は常食(米飯相当)だが、副食は一口大で水分・汁物にトロミを付けている。時に食事中咳き込むことがある。前もって行っている嚥下内視鏡(VE)の結果も考慮して、側面透視観察に加え正面透視も行う。結果、意外に咽頭残留が多く何度かの空嚥下で咽頭クリアされることが確認された。また軟口蓋と咽頭の動きや知覚が左で悪いことを反映し、咀嚼や咽頭への送り込みが悪く、少し頭位を右に傾け咀嚼・嚥下すると更にスムーズとなることもわかった。検査終了後、データ整理と保存を済ませ、患者家族に所見と今後の食事摂取に関する方針を説明する。午後5時40分帰宅。この時間、雨は一時的に上がっていた。
午後6時過ぎに夕食。今晩夕食のメインディッシュは、焼き椎茸とイカリングのマリネあたりか。吸い物は鯛の潮汁。鯛のアラでとても良い味が出ている。(写真)夕食の頃から外はまた強い雨が降り出した。今夜は最近ゆっくり読む暇がなかった新聞記事を読みながら切り抜き整理をして過ごす。

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年06月27日(水)雨

梅雨時の1日

湿度高めで朝の爽やかさはない。早朝トレッドミル実施したが、途中下腹痛のため距離5kmで終了。運動時間35分、平均速度8.6kmh、平均HR119bpm、消費カロリー244kcal.(クラフ)
汗を流した後の朝食は、蒸し野菜・ヒラメカルパッチョ・玄米ご飯、あしたば・スナック豌豆・油揚味噌汁(写真)
定時出勤。低血糖起こして朝のインスリンをライゾテックからトレシーバに変更したYSさんの経過はまずまずだが、少し元気になって食思不振の原因を尋ねると“歯が痛い”という。施設入所前に歯科治療を急ぐ必要がありそうだ。朝の病棟処置を済ませ、本日の新規入院患者に対応。
入院のTT(90歳女性)さんは、5/28に自宅で転倒して左大腿骨頸部骨折を発症。元々、陳旧性心筋梗塞でステント留置既往やパーキンソン病、両側難聴などがあり要介護3である。夫を亡くした次女が面倒をみて同居中で、幸せなことに介護保険はこれまで使ったことがないという。体重30kg弱で低たんぱく血症と手術後の重度貧血あり体力ないが、歩行器歩行が開始されている。嚥下障害もあり、フレイルで全身状態の改善を図りながら訓練継続の方針とした。

KY(69歳男)さん嚥下内視鏡実施

今日は午前11時よりKY(69歳男)さんの嚥下内視鏡を行う。脳出血既往による仮性球麻痺と延髄梗塞による食道入口部開大不全あり、早々に胃瘻造設を行ったケースだが、胃瘻栄養開始後も嚥下肺炎を繰り返し、現在は中心静脈栄養管理である。最近唾液吸引の頻度が減り、唾液誤嚥による肺炎も起こしていないため、所見確認のため実施した。唾液の喉頭内侵入わずかで、着色ゼリー飲み込みが可能である。しかし空嚥下でも喉頭周囲に唾液が残り、まだ径胃瘻栄養再開の決断は付け難い感じだった。午後、入院したTTさんと面談し嚥下評価含めて今後対応していくことを確認。また背景疾患のためか服薬が10数種類にも及び整理が必要である。

回復期リハ病棟準備会議

夕方、私の主催する回復期リハ病棟準備会議があるのでその資料準備をして会議に参加。午後5時過ぎ終了。依頼された書類を記載して午後6時帰宅。
夕食はこの所ワイフがいろいろ自己流に工夫している料理(タイとタイバガレイのアクアパッツァ)をメインに酒田納豆を加えて済ます(写真)
霧状の雨が降っているが車で鶴舞温泉に向い、いつもながら温泉を楽しんで帰る。

2018年6月25日月曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年06月25日(月)晴れ

高齢患者は誤嚥が多く油断できない!


今日は晴れマークだが、気温が上がらないという天気予報。確かに朝は涼しかったが、午後から日差しが強まり気温は由利本荘で27度まで上昇した。

早朝トレッドミル実行!

二日間トレッドミルを休んだせいで今日はあまり息は上がらず、warm-up後のランニング(時速11~12kmh)で3km程走り、その後、速歩モードに移行。土曜ハイキングの筋肉痛が残っており速度を上げると大腿後面中心に痛みが出るので無理せず最後まで速歩で通した。運動時間54分、平均速度kmh、運動距離8.1km、平均HR122pbm(グラフ)
シャワーで汗を流した後の朝食。今日も新鮮な刺身用ヒラメのカルパッチョ、ほか。蒸し野菜・味噌汁にも“あしたば”が入る(写真)

定時出勤。今日は入院患者の定期処方も出勤直後のオーダリング端末で行わねばならず忙しい。ところが昨晩あたりから一時元気になっていた左上葉肺ガンと肺気腫で呼吸不全があり左大腿骨折保存治療となったKG(87歳男)さんが38度台の発熱と酸素分圧低下で酸素療法を開始しているという。早速、診察とその後の胸部Xp依頼、緊急採血を実施。やはり誤嚥性肺炎だ。KGさんは肺ガンと肺気腫で呼吸不全状態だったため、咳嗽を促すace阻害剤や利尿剤使用が使用されていた。この影響で血圧が収縮期70mmHgまで低下、これらの薬を切ってやっと元気を回復した所だった。胸部Xpは両下肺野にスレート状の陰が加わって、炎症反応も上昇、誤嚥性肺炎と診断した。

超高齢者の嚥下障害や肺炎をどうするか?

家族と相談して、酸素療法に加えて絶食・抗生剤投与だけは行う方針とした(重度貧血もあるが肺炎が回復すれば考えることとした)。高齢者が多い当院では嚥下障害を合併しているケースがとても多い。そのため、リハビリテーション科として嚥下機能の診断と治療が出来る体制を現在整えつつある。呼吸器専門のY先生が来たこともあって呼吸不全や誤嚥性肺炎の治療目的で紹介されてくる外来患者も増え、その対応に苦慮している。最近の新聞記事ではこういった誤嚥の問題や嚥下リハビリについて触れた記事も多くなってきた(記事・写真)。高齢人口が増えて80歳を超え、90歳前後のお年寄りの誤嚥や嚥下リハビリの取り組みをどうするべきか、経験を重ねて考えていかねばならないと思っている。“高齢だから治療しない、リハビリの適応外だ”といってしまうのは簡単だが任務放棄と言われても仕方がない。
午後、診療録管理委員会・薬事委員会が続き、さらにDOAC(エリキュース)の最新情報について勉強会あり、午後6時30分帰宅。帰宅後の夕食は、メバルの煮つけに新タマネギ・スナック豌豆・しめじを添えがメインディシュ。また勉強会についた勝木トンカツ弁当の一部も一緒にいただくこととなった(写真)

IS-REC/MyLIFELOG]■2018年06月24日(日)晴れ・風あり

胃がもたれ気味

津川友介著『世界一・・・究極の食事』(東洋経済)を読み終えた!
昨日のハイキングの疲れを口実に今朝はゆっくり休み、午前7時起床。朝食前にコーヒー一杯で眠気を覚まして朝食。昨日ハイキングの昼食「道の駅にしめ、“瓦焼きランチ”」で食べた脂身の多い豚肉の影響が残り、胃がもたれ気味朝食は蒸し野菜とアン肝ペーストたれの納豆・目玉焼きで済ます(写真)
午前から午後にかけ、読みかけで気になっていた、津川友介著『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』を読了した。

あしたば・

バイガイ・

アンコウ胃袋?!

夕食は大島の娘(長女)から送られてきた、“あしたば”(写真)を素揚げとお浸しにしていただく。“あしたば”には、野菜の中で最も多くのベータカロティン(抗酸化物質)が含まれる。そのほか、バイガイの煮つけ(なかなか味よく美味)、それからワイフが朝市の魚屋で勧められたという、“アンコウの胃袋”。これは火を通しているとのことだが、全体にナマナマした印象。しかし食感は辛味なしの明太子のようでなかなか良かった。夕食は全体にいつもと趣向が変わったものとなった(写真)が、幸いなことに後でお腹はこわすことはなかった。
大島在住の長女から送られてきた“あしたば”

[IS-REC/BOOKs]津川友介著『世界一・・究極の食事』(東洋経済)

津川友介著『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』を読了した。

本書はこれまで読んできた健康関連の食品や食事、サプリなどの情報に比べて最も確からしい情報を提供する本である。すなわち、著者の専門である医療情報学・情報経済学・公衆衛生学の知識とスキルをベースとして、最新のEBMに基づいた情報を、“世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事”として紹介している。その引用文献もすべて巻末に網羅しており、内容的になかなか反論や異論を挟む余地を許さない、与えない内容となっている。巻頭の「はじめに」「謝辞」「本書の読み方」で、食事・食品に関する健康情報の正当性について指摘がある。“医師や栄養士が言う情報だから”、“国が示すガイドラインだから”、などの理由でも正しいとは限らないと述べる。また普段、信頼に足りる疫学的治験を様々提供している東北大公衆衛生学の辻一郎教授はじめこの分野の日本の泰斗のチェックを受けており学術的価値も高い書籍となっている。

健康に良いかどうかで食品を5つのグループに分類

本書では、健康に良いかどうかで食品を5つのグループに分類する。グループ1は「健康に良いということが複数の信頼できる研究で報告されている食品」で、更にエビデンスレベルに従って、グループ5「健康に悪いことが複数の信頼できる研究で報告されている食品」まで5段階に分類されている。

ダークチョコ・コーヒー・納豆・ヨーグルト・酢・豆乳・お茶は「ひょっとしたら健康に良いかも食品」

私がこれまで各種健康情報で良いと信じて摂ることが多い、ダークチョコ・コーヒー・納豆・ヨーグルト・酢・豆乳・お茶は、グループ2に入っている。グループ2とは、「ひょっとしたら健康に良いかもしれない食品」で、「少数の研究で健康によい可能性が示唆されている」グループである。

魚・玄米(十割蕎麦)・オリーブオイル

ナッツ類

グループ1の食品例としては、魚・野菜と果物・茶色い炭水化物・オリーブオイル・ナッツ類、が記載される。果物をはじめ、できるだけ加工せずに丸ごと食べるのがベスト。加工ジュースはたとえそれが野菜ジュースであってもバツとなる。ちなみに私はある医学情報から1日複数個以上の卵を摂るのが認知症予防やサルコペニア予防に良いと信じていた。しかし本書では1日複数個の卵摂取で糖尿病発症リスクが42%高く、また特に糖尿病患者では心筋梗塞や脳卒中発症リスクが69%高くなると指摘しており大いにショックを受けた。


個人の運動量や健康的取り組みにも関連

ただ、本書を読む上で留意しなければならない点は、「白い炭水化物」が糖尿病やガンのリスクを上げるのは疫学的事実、しかし“普段激しい運動をする場合(個人)にはこういった事実はない“とも書かれており、一般的に受け入れるべき事実と別に、運動やその他の健康的取り組み次第で例外となる場合もあることを知っておくと、あまり厳密過ぎる“エビデンス”に振り回されずに済むのではないだろうか?

2018年6月24日日曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年06月23日(土)

『中島台・獅子が鼻湿原ハイキング』参加

朝から好天に恵まれた。今日は以前から楽しみにしていた獅子が鼻湿原を巡るハイキング参加の日である(写真チラシ)
いつもの時間に起床。朝市に出かけ今日も刺身用ヒラメなどを購入して帰り、早速ヒラメ・カルパッチョにして食べる。その他、蒸し野菜や納豆、玄米ごはん、サヤエンドウ味噌汁とおよそいつもと同じ定番メニュー(写真)



秋田駅で一部の参加者を乗せたマイクロバスに午前8時40分、羽後本荘駅集合で便乗した。参加者は約20名。やはり年長者が多い。日本海沿岸道で象潟インターに向い、ここから県道58号を通って目的地の中島台に向かう。その駐車場からすぐにブナの森に入る(写真)ハイキングするコースは総延長5.08km.好天で午前中から日差しは強いが、コースに入って新緑の中、木漏れ日を受けながら歩くコース(写真)は空気もひんやりして心地よい。獅子が鼻湿原に入る分岐点から、異形のブナ群生地、炭焼き窯跡、あがりこ大王・あがりこ女王を巡り、さらに昨年は足を延ばさなかった鳥海マリモ群生地を巡る。一昨年の暴風雨の影響で10年ほど前初めてみた鳥海マリモ群生地は荒れていて、その目的地案内板にあるような“緑のマリモ”はほとんどみる事が出来ず残念だった。アップダウンが多いコースを約2時間半程かけて回ったあと、出発点の中島台駐車場に戻り、バスで「道の駅にしめ」に向かう。ここで昼食の瓦焼きランチを食べる。午後1時が過ぎ、また空腹感と屋外で食べるランチでそのときはとてもおいしく感じた。しかし普段余り食べなくなった脂身の多い豚肉と焦げつき気味の野菜で、後で胃の調子をおかしくしてしまった。午後3時過ぎ帰宅。夕方、早めに鶴舞温泉に向い汗を流す。午後7時過ぎようやく少し空腹を感じるようになって夕食。メインディッシュはクロダイ煮つけ。そのほか、ゆで卵と味噌汁(写真)



2018年6月22日金曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年06月22日(金)晴れ・風強し

台風を思わせる生暖かな風吹くおかしな天候

台風を思わせる生暖かな風が吹いている。いつもの時間に起床して、トレッドミルランニングの準備。
今日はwarm-up、cool-downを含めて54分の週日プログラムを実行。warm-up後、距離にして3kmまで11~12kmhのランニングモードだったが、その後はトーンダウン、速足モードで最後まで続ける。結局、速度8.8kmh、平均HR122pbm、運動距離7.9km、消費カロリー398kcal.(グラフ)の平凡な結果で終わる。
朝食は、今朝、ワイフが朝市で購入したヒラメのカルパッチョ。昨日と同じだが、今ヒラメが旬だという。実が厚くボリュームあって、このヒラメだけで腹一杯になってしまう。玄米ご飯には全く手をつけないこととなった(写真)


定時出勤。今日は外来日なのでオーダー端末での指示受け・指示出しをスピーディーに仕上げ、3病棟入院中で低血糖を起こしたYSさんの診察に出向く。幸い朝食をぱくぱく食べており高血糖気味だが一安心した。元気になると隠れて間食の菓子類を食べるので、食後の血糖推移をみて、明日からライゾテックをトレシーバに変更する予定とした。午前9時から外来スタート。午後からCT保守点検予定で画像依頼を制限していたこともあり、数の上では来院患者は少なかったが、追突事故後の頸椎捻挫と思われるケースの新患あり、診察と画像検査で時間を要した。また入院中から診察時に訴えがいつも多くて時間を要してしまう、ESさんとTNさんがそろって受診している。予想通り、この二人の対応だけで相当時間を取られてしまった。でも二人ともそれなり満足して帰院したようなので、これで良し。
午後、他医からの腰椎圧迫骨折後リハビリ依頼の病棟患者を診察する。痛みは軽減して起立・移乗・数mの歩行も既に可能なので一安心。
午後3時からリハビリカンファランス。終了後、来週月曜退院のTSさんの退院時抄録含む書類を作成。帰宅は午後6時30分。風は少し止んだようだがおかしな天候このうえない。

夕食はクロダイのアクアパッツァ

午後7時から夕食。今日はやはり今朝朝市で手に入れたクロダイをイタリア料理風にアクアパッツァ(アサリ・サヤエンドウ・小エビ・ニンニク入りで白ワイン蒸し)で食べる。モズク酢(酢は紀州産有機白梅酢)、コマツナお浸し、それから友人から送っていただいた山形サクランボ(写真)

2018年6月21日木曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年06月21日(木)曇り

今日、VF2例目

昨夜早く休んだことで早朝の目覚めが良い。多少の時間を雑用に振り向け、その後にランニング実行。開始がやや遅れ運動時間は47分で切りあげる。今日は最初4kmまで時速11kmのランニングモード。その後は早足モードとなり、結局平均運動速度8.9kmh、距離7.0km、平均HR122bpm、消費カロリー347kcal.で終了(グラフ)

運動で汗を流した後の朝食は、ヒラメのカルパッチョ。ほかはいつもの定番メニュー。納豆は勿論アン肝ペースト。味噌汁は地物サヤエンドウ入りで、サヤエンドウの甘みがよく出ていた(写真)。いつもの時間に出勤し、いつもの時系列で仕事をこなすが、昨日低血糖を起こしたYSさんがまだ食欲なく朝食もわずかで心配の種。午後、退院の決まったTSさんの今後の方針について本人と面談。

午後2時から嚥下造影(VF)2例目となるKKさんについて検査前ミーティング実施。午後3時からVF検査開始。透視画像の録画に入れる音声接続を忘れるなどの失態あったが検査自体は比較的スムーズに終った。検査の透視映像をDVDに焼き、検査中のビデオ記録とともに一枚のDVDに納めて後処理も無事終える。肝心の所見についてはチェックリスト形式のオーダリングテンプレートを現在作成中で、所見のカルテ記載はその完成後に行う予定とした。いずれKKさんの食事形態のアップは今回の結果からは難しそうな印象だ。午後5時30分帰宅。
夕食はマコガレイ煮つけ、イギスのつみれ汁、ほか(写真)。


[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年06月20日(水)曇り

曇りの湿度高い朝・トレッドミル運動実施


どんより曇って湿度の高い朝である。早朝トレッドミル実施。運動時間48分、速度8.8kmh、距離7.03km、平均HR127bpm、消費カロリー381kcal.(グラフ)運動とその汗を流した後の朝食は、甘エビ刺身ほか、定番メニュー。最近手に入れたアンコウ肝ペーストは納豆タレとして欠かせない(写真)。このアン肝ペーストを食べると、昔オーストリアにいたころのレバーペーストを思い出す。

食後の出勤時間はいつも通り。オーダー端末での指示受け・指示出し業務、病棟でのSHさんの高研カニューレ定期交換、引き続きの病棟回診の業務パターンは変わらず。ただ今日は3病棟YSさんが食前の基礎インスリン(ライゾテク3単位)皮下注後、食事を摂らずトイレに起って低血糖発作を起こしてしまうというハプニングあり。認知症あって隠れた間食も多く、前医からライゾテクが少量使われていたが、やはりライゾテクには即効型インスリンも入っているので恐い。意識障害あるため直ちにブドウ糖輸液を開始する。

小児新患は“発達性のディスコネクション?”

午後1時小児新患SS(4歳6カ月男児)チャン診察。いつも最も多い機能性構音障害ではなく診断に戸惑う。構音は明瞭で視線合わせニコニコして言葉の理解も良さそうだが、簡単な問いに答えることが出来ず、質問の都度、母親に尋ねている。言葉の表出・理解の障害でなければ発達性のディスコネクションなのか?“軽度知的障害”として外来STの評価と指導・経過観察を依頼した。その後の時間は21日[木]退院予定のKEさんの身障書類完成、紹介状・退院時サマリーと退院療養計画書などで時間を費やす。午後6時帰宅。

“肉なしのおから・チーズのハンバーグ”

夕食は、ワイフ創製の“肉なしのおから・チーズのハンバーグ”ほか(写真)

最近、高齢者のフレイル予防に高タンパク食が推奨され、その新聞記事も多い(写真)
赤みの肉は高タンパクだが今読んでいる『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』の記載で言えば推奨されず、この“肉なしのおから・チーズのハンバーグ”は理にかなった食事である。夜は鶴舞温泉で湯に浸かり早めに就寝。

2018年6月19日火曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年06月19日(火)晴れ

10数年来お付き合いの患者さんが亡くなって

今日は相当気温が上昇するようだ。そのためか逆に早朝冷え込み、一面靄がかかっている。早朝トレッドミルはパスして、ゆっくり新聞を読んでから朝食となる。朝食は昨日まで大島の長女宅に行っていた妻が戻り早速朝市に出向いて購入したヒラメをカルパッチョにしていただく。またアンコウ肝ペーストがようやく手に入ったとかで酒田納豆のタレにして食べる。その他はゆで卵など定番メニュー(写真)
今日は出張日で午前7時30分、迎えのタクシーで協和リハセンへ。新患カンファランス参加後、午前の外来10数名を診る。外来は脳卒中後遺症の患者さんが大半だが、その背景疾患である血圧・糖尿病管理、日常の問題として運動(リハビリ)や食生活指導、便秘に対する対処など。今日は装具申請の診断書1通。また亡くなられた患者さんのご家族から書類の依頼あり。WT(65歳男)さんは10数年来のお付き合いで入院リハビリの主治医に始まり、その後外来でずっとリハビリと疾患管理を行っていたケース。一昨年暮れに下血から直腸ガンが見つかり、手術はせずに治療を継続していたが多発性肝転移、イレウスを来してつい最近亡くなられた。あまり苦しむこともなく静かに逝かれたという奥さんの書類に添えられた走り書き(写真)にほっとしていた。午後、胃瘻ボタン交換に立ち会い、帰宅。夕方まで、津川友介著『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(東洋経済新聞社)
を読む。午後5時過ぎからトレッドミルランニング。今日は距離6kmで切り上げ、運動時間43分(グラフ)。
運動後入浴して汗を流して夕食。ナメタガレイの煮つけがメインディッシュ(写真)だが運動してまもなくのせいかこれで不足なし。

2018年6月17日日曜日

■2018年06月16日(土)曇り

『空飛ぶタイヤ』audible.comとそのTV版を観る

15日金曜からトレッドミル運動をはじめ、その他の習慣的ルーチン作業をすべてそっちのけでaudible.com、池井戸潤著『空飛ぶタイヤ』(写真上)を聴き続けていた。

また土曜休日午後は同名小説のTV版をAmazon PrimeVideo5回シリーズのすべてをみた(写真中)。TV版は原作から相当脚色され、登場人物も原作に比べて全体に若く設定されており、またキーとなる人物の幾人かは男性から女性となり、原作と比べてその迫力はなかったが、それなり楽しむことは出来た。『空飛ぶタイヤ』を聴き終えて中途半端となった時間を良いことに引き続きaudible.comの最近の話題作、宮下奈津著『羊と鋼の森』(朗読:村上 聡、写真下)も相当時間をかけて聴いた。これはピアノ調律師を主人公とした特異な小説。しかしながら自宅にも年に数度、妻のピアノ調律になじみの調律師が来るので最後まで興味深く聴いてしまった次第。






二日間トレッドミルから遠ざかり多少の後ろめたさを感じて、16日土曜午後の夕方、気温の上がらない曇り空の中をaudible.comで『羊と鋼の森』を聴きながらウォーキングにでかけた。薬師堂踏み切りから子吉川河川敷、107号線から県立大、更にもう一つ踏み切りを超え、105号線交差点から芋川べりを行くロングコースを2時間以上かけて歩いた(写真コースと途中風景)。夜は疲れた足を休めるつもりで鶴舞温泉に浸って休む。

■2018年06月17日(日)晴れ

今朝は早朝トレッドミルを実行!

今朝は少し遅めの起床だったが、用意して早朝トレッドミルを実行した。週末プログラム運動時間90分。速度8.1kmh、距離12.1km、平均HR110bom、消費カロリー538kcal.(グラフ)
二日間ランニングしていないためか最初の40分は息を上げずに時速9kmを維持してジョッギングした。運動後のシャワーと朝食の後はたまった新聞の切り抜きと医学雑誌記事の整理で時間を過ごす。夕方から当直のため、職場出勤

2018年6月13日水曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年06月13日(水)曇り~雨

75歳以上の夜更かしで認知症発症リスクが跳ね上がる!!


昨夜は先日から聴き始めたaudible.comプログラム、池井戸潤著『空飛ぶタイヤ』(写真)の続きを聴いてどうしても止められず、しっかり寝不足となった。高齢者、特に75歳以上の夜更かしはそうでないグループに比べて認知症発症リスクが跳ね上がるとのデータが国立長寿医療センターの調査研究で示された(朝日新聞、6/13記事・写真)。時間が如何に貴重でも無理をして規則正しいリズムを崩すような宵っ張りの生活は特に高齢者にとって健康を害する結果になる。睡眠はやはり十分とる必要がありそうだ。今朝は結局惨めにもレッドミルランニングを中止せざるを得ず。そして眠い眼をこすり、ぼんやりした頭で朝食を摂る。今朝は蒸し野菜はじめ定番メニューにアジの刺身がご馳走(写真)

定時出勤。オーダー端末での指示受け・指示出し、そしてリハ室に顔を出した後、いつもの病棟処置と回診。途中で外来に呼ばれて頚損で外来リハにやってくるKさんの診察。小児新患。午後、左大腿骨骨折術後の入院リハを行っているMさん家族と面談し、退院日程の決定。夕方、嚥下造影VFに関するミーティング。先日の第1例目の反省と21日予定の第2例目の手順の確認だ。午後5時30分、小雨の中を帰宅。午後6時から夕食。今晩はイカのマリネがメイン・ディッシュ。地物オカヒジキのマヨネーズ和えも口触り良くおいしい(写真)。

2018年6月12日火曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年06月12日(火)雨

秋田も梅雨入り

当地、秋田県地方も早い梅雨入りとなった。今朝は何とか早朝トレッドミルを実行。様々な理由はあるが早朝運動の出来ない日が続くと、ますますそれが億劫となる。今朝もそんな感じだったが、意を決してトレーニングルームへ。
運動時間54分の週日プログラム。最初の13分は初期速度としている11kmhで走るが、その後は息切れでトーンダウン。結局、平均速度8.31kmh・運動距離 7.44km、平均HR120、消費カロリー379kcal.(グラフ)。運動後のシャワーを済ませて朝食。今朝は蒸し野菜など、定番メニューにヒラメのカルパッチョがご馳走(写真)

今日はリハセン出張

午前7時30分、霧雨の中を迎えのタクシーでリハセン出張。今日は外来患者やや多い15名。外来リハビリも合わせて行う常連のKGさんほか、SA・SS・US・AHさんらが外来リハビリの前後で診察を受ける。現在の通院患者さんで多少問題を抱えるケースが数例。そのうちの一人が頚損のWSさんである。彼は積年の慢性皮膚疾患を抱え、様々な総合病院皮膚科など巡ったが良くならず、結局ここ数カ月はクチコミで受診した治療に自然療法を取り入れた某皮膚科に通院。食事指導でグルテンフリー、玄米食、歯のアマルガム除去、ピロリ除菌など様々指導され、これが成功。頭皮湿疹を残してほとんどが改善した。やはり皮膚疾患は全身病の一部なのだ。TYさんは脳梗塞後遺症のケースだが飲酒による慢性肝障害ありここ1年ほど主にその治療を継続、飲酒を禁じて最近ようやく肝機能が改善してきた。午後は胃瘻関係の処置なく、早い帰宅となったものの、帰宅後早々に職場へ出勤した。

午後は職場出勤. 帰宅後夕食は、“マガレイのアクアパッツァ”

昨日から具合の芳しくない入院患者さん診察と、夕方からの病院運営会議出席のため午後から職場に出勤。幸い会議は早く終わり、午後7時過ぎに帰宅。夕食は“マガレイのアクアパッツァ”が本日のメインディッシュ(写真)。

2018年6月11日月曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年06月11日(月)雨

1日1個の卵は心血管リスクを低減する!


卵は心血管イベントリスクを低減
糖質制限食関連の医学関連書籍を読むと脂質や蛋白質の摂り方が問題となる。相当以前から卵に代表される食材は“コレステロールを上げる元凶”として、毎日食べると動脈硬化が進むなどと誤った学説が流布されてきた。卵は認知症を予防するレシチンの供給食材として推奨され、私も毎日一つ以上食べるようにしている。最近ある医学系新聞に“1日1個の卵は心血管リスクを低減する”として中国からの大規模研究の結果を引用する記事が紹介されていた(記事写真)虚血性・出血性に限らず、その各々の大血管イベントは卵を食べたグループで対照に比してそれぞれ18%・28%も減少していたという。以前に読んだ、とある医学記事には“卵を多数個食べても、多くが体内で生成されるコレステロール値には影響しない”という記事があった。やはり卵は毎日食べるのが良いようだ。
さて、昨晩は午前零時頃に就寝。このため、今朝のトレッドミルは中止した。朝食は目玉焼きを含む定番メニューでメインは“タイのカルパッチョ”。刺身の素材にオリーブオイルをかけて洋風に食する“カルパッチョ”は醤油や辛しで食べる刺身より塩分も制限され食べやすい調理法だ(写真)。
出勤後の仕事はいつも通りだが、今日は新規入院もあるため慌ただしく仕事をすすめる。

病棟患者さん2名が急変、2年前入院したMGさんは認知症進行!

また、入院患者MGさんが胸心痛、KGさんは食思不振で飲水も少なく脱水気味となり、それぞれ診察・検査と補液の指示を出す。入院は2年前に右大腿骨転子部骨折術後で入院したKC(87歳女)さん。2年前はHDS-R22/30でしっかりしたおばあちゃんだったが今回は相当認知症が進んでいた。第一腰椎圧迫骨折と前医入院中の急性腎盂腎炎で相当廃用が進んでいる。幸い私の顔は忘れずにいたようだ。午後1時過ぎ、入院中のKKさん家族と面談。来週予定している嚥下造影についてその必要性について話をする。夕方まで病棟業務に追われ、また他医からリハ依頼のあった患者さんの診察。午後6時30分帰宅。

夕食のガサエビ(シャコ)素揚げが美味しかった!

夕食はガサエビ(シャコ)の素揚げとアジのマリネ(写真)。ガサエビ(シャコ)素揚げは殻まで含めて丸ごと食べられ、歯触りも良くとても美味しかった。

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