2018年5月6日日曜日

[IS-REC/ISSUES]アボガド

アボガドはどこから?

最近、スーパーでみかけるアボガドがまた少し安くなり、まとめて数個ずつ購入している。気候の影響なのか、輸入価格の影響かわからないが、1個150円前後になると、とても買おうとは思わない。アボガドは低糖質・高タンパク果物として、最高の健康食品と思っている。ローカーボ食を基本とした食生活を送るようになって、ここ10年ばかりは果物といえばアボガドをスーパーの店先から購入している。当初、生わさびと少々の醤油をかけて刺身風に食べていたが、最近は二つに割ってスプーンですくって何も付けずに食べる。空腹を感じたときのおやつ代わりや主食の炭水化物を抜いたときの主食代わりでもある。しかし季節や時期により1個100円程度がその1.5倍で売られるようになると、健康に良いといってもきっぱりと購入を控える。これはアボガドが特別美味という訳ではない事、長持ちせず、まとめ買いをしても、そのうち何個かは必ず腐らす事とも関係している。

朝日新聞GLOBE Views記事『アボガドはどこへ』を読む

朝日新聞の別冊、Asahishinbun GLOBE記事をぺらぺらめくっているうちに、いつもスーパー店頭で見かけ、自宅の食品庫にも収まっている事の多い、少しまだ青みがかったアボガドの写真が一番最初に眼を引いた(写真記事)。ニューヨークタイムズマガジンからの引用記事。メキシコ・ミチュアカン州がその生産地。「ミチュアカンの経済を動かし、米国人をとりこにしているものの正体は、マリファナではなく、アボガドだ」。現在、アボガド生産量の3分の1はメキシコで地元住民は「緑の黄金」と呼んでいるそうだ。1994年以来、北米自由協定(NAFTA)締結後にアボガドの米国輸入が解禁されてから、米国でも米国人の健康志向からアボガド一大旋風となったという。米国とメキシコの相互依存はアボガドの米国輸入量をみても明らかで、NYタイムズ記者は“NAFTAがなくなるとその影響を被るのは米国の方が大きいかもしれない”と記している。

アボガド生産の中国

中国でもアボガド輸入は飛躍的で、現在はメキシコよりチリからの輸入量が多いという。しかし、中国でも広西チワン族自治区南部でアボガド農園が開発されており、ゆくゆく低コストの良質アボガドが作られるようになると、中国国内の消費のみならず、世界の市場も大転換期を迎えるだろうと述べている。
アボガドというと、まだ青くて固い実が店頭に並べられいるのしか知らなかったが、記事の中にアボガド“完熟センター”も上海に出来ていると報じている。“完熟アボガド”を食べてみたいものだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

過去に記述した関連記事

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...