2018年5月22日火曜日

[IS-REC/MyLIFELOG]■2018年05月22日(火)晴れ

15年来の患者さんSM(80歳男)さんと傘寿お祝いの写真パチリ

朝方は寒いくらいだったが、今日の日中は相当気温が上がったようだ。今日はリハセン出張に加えて、地元医師会の臨時総会があるため、助っ人で病院当直が当たっている。それがさしたる理由ではないが、早朝トレッドミルはパス。リハセン午前中の外来は決して多くはなかったが、様々相談の長引いたケースがあり、やはり終了は正午過ぎとなる。WJ(76歳男)さんは右被殻出血後遺症で相当以前より私の外来通院中の患者さん。3年前に直腸ガンがみつかり手術を受けたが、その後に肝転移や肺転移がみつかりその都度転移巣の摘出と化学療法を受けてきた。意外に元気で明るく、外来受診時も笑顔が絶えない。その彼が今度はたまたま受けた上部消化管内視鏡で食道ガンが見つかったというのだ。今後の治療方針について外科主治医から説明を受けたが、本人・家族では判断しかねて相談にきたという。癌の病巣摘出と食道再建も提案されたが、これまでの経過から手術に耐えるのは困難ではないかと率直な私の意見を伝え、次善の策を勧めた。対象患者が高齢化すると彼のように重複癌が珍しくないようだ。
先月、傘寿を迎え、また脳梗塞発症後15年間お付き合いしてきたSM(80歳男)さんが1カ月の周期で再び外来を受診した。先月受診時には互いに喜び合ったものの記念の写真を撮らなかったので、本日、外来看護師さんにお願いしてパチリ1枚写真に納めた(写真)。
受診前は看護師さんに“最近、体が重く感じられて・・”と話していたようだが、この記念写真ですっかり気を良くして帰って行った。今日午後は胃瘻関連処置もなく、早めに由利本荘へ戻り、一休みしてから当直のため出勤。病棟やリハ室からの指示受け・指示出しをメールで済ますが、同じメールで他医からのリハ依頼がいくつか入っている。いずれも嚥下障害を伴っており、今後その評価に追われそうだ。

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